[Regimental-Standard] No.158 敵兵団を識別せよ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

〈帝国〉視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回はケイオスマリーン兵団の簡単な見分け方をご紹介。


Know Your Legion

敵兵団を識別せよ

傾注せよ、兵士諸君。

諸君の多くが大逆者(ヘレティック・アスタルテス)との来るべき交戦に懸念を抱いているという報告が届いている*。通常、こうした疑念に対しては懲罰的大量処刑が行なわれるが常であるが、昨今の人的資源不足を鑑み、今回我々はその代替策として機密性の高い戦術情報の配布を承認することとした**。

下掲の冊子を読むことで、ヘレティック・アスタルテスたる大逆者や倒錯者らの烏合の衆が用いる怪しげな戦術を余すところなく理解できるだろう。

大逆者の戦闘集団
迅速なる識別と効果的な報復のための手引き

パート1:大逆兵団(ヘレティカス・マジョリス)
叛逆戦団および第十四、第十五兵団ついては2-47ページを参照せよ

ワールドイーター
ワールドイーターどもは知性が低く、奪取しようとする惑星の地面に顔を埋めて時間を無駄にすることからその名がつけられた。〈恐怖の眼〉に長らく閉じ込められてきたことで彼奴らの弾薬は不足しており、それゆえ斧などの粗雑な間に合わせの武器を用いて攻撃を行う。

ワードベアラー
ワードベアラーどもは帝国信条集の真似事じみた邪教を奉じており、その戒律は田舎の惑星モナーキアに執着せし狂える禿頭の預言者によって書かれたものである。彼奴らのいかれた落書きなど誰も読みはしないゆえ、ワールドイーターどもは自らの装甲服に文言を彫り込むことで他の者が誤ってそれを読むよう仕向けているのだ。

ナイトロード
ナイトロードどもは愚かにも、忠実で偽りなき帝国防衛軍兵士が手品や馬鹿げた見世物で動揺すると思い込んでいる。彼奴らはその独特の馬鹿げた頭飾りによって容易に見分けることが可能である。ナイトロードどもは装甲服の損傷を、帝国防衛軍兵士の破片を使って修理しようとすることが知られており、適切な訓練を受けていない場合は、一見すると、ちょっとした不安を感じることがあるかも知れない。

ブラックレギオン
一説によると、ブラックレギオンはもともと緑色の装甲服を身に着けていたが、〈帝国〉に対する度重なる敗北を悔やむあまりにその装甲服を黒く塗りつぶしたのだという。諸君の中には今なお響くケイディアでの勝利風景の中でこの野良犬どもを見かけたものが居るやも知れない。安心したまえ。ケイディアと同様、この地でも我々は彼奴らを叩き出すことだろう!

エンペラーズ・チルドレン
彼奴らは呆れるほどの悪趣味な風貌によって容易に判別可能だ。あまりの虚栄心ゆえ彼奴らは簡潔なオリーブドラブ色や技術局標準灰色に満足できず、自らの装甲服をけばけばしく不快な色合いに塗りたくっている。それゆえ遠距離からでも射撃の良い的となるだろう。

アイアンウォリアー
アイアンウォリアーどもは大逆者の中でもとりわけ臆病な集団として悪名高い。怪我を恐れるあまり、彼奴らは自らの武具を手の混んだ警告模様で覆っており、臆病にも輸送車両に身を隠して遠方から敵を攻撃することを好む。迅速なる銃剣突撃を行えば、彼奴らの戦意はすぐさま挫けることだろう。

「アルファレギオン」
アルファレギオンは存在しない。彼奴らの存在は(少なくとも我々が開示できる範囲では)大逆者による完全な捏造であり、おとぎ話の類である。よって諸君がアルファレギオンを恐れる必要はまったくない。

最高機密:権限無き者に本冊子内の情報を提供した場合、鞭打ち刑に処せられる。

兵士諸君、幸運を祈る! 覚えておきたまえ。彼奴らの兵力はもはや払底しており、たとえ諸君らが何千と死ぬことがあろうとも、彼奴らを1人倒すことができればそれは敵にとって大きな痛手なのだ!

++ 本日の思索: 汝の希望を火に焚べよ。憎悪がその代わりとならん ++


*諸君がそう思うのも無理はない。「スペースマリーン――不壊なる人類の守護者」「スペースマリーン――いかなる帝国防衛軍兵士よりも強く、そして格好いい」「スペースマリーン――なぜ彼らは文字通りとめどなき武勇を有し、それに疑問を呈することが叛逆と同様に扱われるのか」といった過去の記事が十分にその役目を果たしたゆえのことだ。だが保証しよう。大逆者どもが、いまだ忠誠を保てし戦闘者たちと同等に強いなどということはありえないのだ!
** だが安心したまえ。懲罰的大量処刑は増援が到着し次第執り行われる予定だ。

スポンサーリンク
広告1
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. スラーネッシュしんと より:

    説明がいちいち面白いですね。特にワールドイーターが一番ではないかと 🙂