GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は先日発表された40k8版から、ダモクレス湾の新たな姿についてです。
新たなるWarhammer 40,000: 戦闘領域ダモクレス
今日はウォーハンマー40,000世界から新たなお話をお届けしよう。
ダモクレス湾の支配権を巡っては100年近くにわたって激しい争いが行われてきた。タウ・エンパイアはさらなる勢力圏の拡張を目指し、強力ながらも劣勢に立たされた<帝国>の諸軍と戦ってきた。この戦いは双方に多くの痛みをもたらした。スペースマリーン戦団長が戦死すれば、その報復に要職のエセリアルが暗殺されるなど、多くの血が流されたのだ。
多方面にて山積する問題を抱えている<帝国>は、この紛争の速やかな解決を目指し、この戦役に終止符を打つべく思い切った手段に打って出た。この戦闘領域を覆うガス星雲に対して惑星規模の焼夷兵器を用い、ダモクレス湾全体を火の海に包むことで双方ともにこれを使用出来ないようにしたのだ!
これにて一件落着?
そうはならなかった。
銀河を二分するほどの巨大な歪みの亀裂である<呪われし傷跡>(シカトリックス・マレディクタム)がこの星系間規模の業火を消し去ってしまったのだ。ダモクレス湾戦役が再び始まった! 渾沌の侵略、再興されしネクロン諸王朝、獰猛なるティラニッド集合艦隊により<帝国>の防衛軍があらゆる方面で防戦を強いられるのを見て取ったタウは、速やかにこの新たなチャンスに反応した。彼らは第四次天球拡張を発動すると、こうした銀河の脅威に対抗するとともに<大善大同>をより広めるため勢力圏の拡大に乗り出した。
えっ、第五次? 第四次はどうしたの?
ああ、それね。えっと、精力的かつ楽観的なタウは、少々新たな拡張を急ぎすぎたみたいだ。
第四次天球拡張の艦隊は、ダモクレス湾の炎が収まった直後に出発したんだけど、その宙域にはいまだ<大亀裂>が荒れ狂っていて、彼らとの通信は間もなく途絶してしまったんだ。未知の敵によって彼らは皆殺しにされたのか? それとも単に<歪みの嵐>の影響で通信が届いていないだけ? もしかしたら彼らは(望んでかどうかはともかく)<歪み空間>へ突入し、その荒れ狂う精神の波の中へ消えてしまった(あるいはもっと悲惨な目にあった)のかもしれない。彼らは再び発見されるかもしれないし、銀河のどこか予想もつかないところまで流れ着くかもしれない。いずれにせよ、この楽観的な新興帝国の迷い子たちは決してその拡張の意思を揺るがせることはないだろう……。
彼らの行末を知るにはもう少し時間が必要だね。
明日はさらなるウォーハンマー40,000の新要素、すなわち『策略』(ストラタジェム)を紹介しよう。