[Warhammer Community] 40k陣営考察:オルク

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、8版で変化を遂げたオルクの陣営考察です。


Posted 25/05/2017

40k陣営考察:オルク

猛烈な雄叫び、ドカドカや土煙とともに陣営考察が帰ってきたぞ! 今日はReeceがオルクの秘密情報をお届けしよう:

グァァァグ!! ブッ潰してブッ飛ばす準備はいいか? ブチ砕いてカッぱらう準備は? 行くぞ野郎ども!

ウォーハンマー40,000世界の中でもオルクほど楽しく、愛すべき陣営はない。オルクはこの戦いの絶えない暗黒時代に陽気なユーモアをもたらす一方、ほとんどの種族が生き延びるだけで精一杯だというのに、オルクは戦いへの狂気じみた渇望によってこの銀河で繁栄してきた。そして他の種族にとってオルクは常に頭の痛い脅威であり続けてきたんだ。

しかしテーブル上での評価となると、ここ数年のオルクはあまり芳しくなかった。オルクでゲームするのは楽しいし、それゆえゲーム上でオルクアーミーが登場することも多かったが、常勝無敗、というには少々心もとない強さだった。今の版のウォーハンマー40,000はオルクにいろいろな武器や楽しみ、テーマアーミーの編成オプションなどを追加してくれたが、しかしそれでも乗り越えがたい弱点が幾つか存在した。例えばアーミー全体を見回してもほとんどスペシャルセーブが存在しないのに、殆どのダメージソースが白兵戦頼りだったりとかね。これは防御に優れたアーミーと戦うときには致命的な欠点になった。敵ユニットに様々な陣営のキャラクターが合流し、山のようなボーナスが積み重なったりした日には、オルクが得意とするはずの白兵戦で圧倒されるなんてこともザラだった。オルクプレイヤーとして、こうしたつらさはよく分かってるつもりだ。

しかしウォーハンマー40,000の新エディションで事情は変わった。僕から言えるのは、ゴルク(だかモルクだか)万歳!ってことだ。 攻撃面でも防御面でも、オルクにとって一番の変化は新しい貫通システムだろう。2+アーマー(と3傷!)を持つメガノブみたいなユニットは、新しいセーヴィングのお陰で、かつて一撃でフッ飛ばされたような攻撃にも耐えられるようになった。例えばラスキャノンもメガノブのアーマーを完全に無効化することはなくなり、たとえセーヴィングに失敗しても僅かな生き残りのチャンスが存在するようになった。

君の質問はわかってる。でもオルクアーミーの一般兵はどうなの、ってことだろ? ボゥイはどうなったか? ここのところ戦場でオルク・ボゥイを見かけることも少なくなったね。あとオルク・ノブもだ。6+セーヴでしかも攻撃順が最後。これじゃあ対戦相手もビビりようがないね。

かつてより貫通修正を持つ武器が減ったこともあり、ボゥイは小火器に対してセーヴィングを行えるチャンスが増えた。さらに白兵戦での一騎打ちが廃止されたことで、ノブが引きずり出されて正々堂々戦う必要もなくなった。更に嬉しいことに、「何も考えずにとりあえずパワークロオ」ってことも無くなったよ。修正方式の貫通システムのお陰でビッグチョッパは今や非常にアリな選択肢になった。コンビスコーチャもね!

オルクにとって悩みのタネだった戦意も大きく変更された。ボゥイは今や複層的な戦意維持のシステムを持つようになった。一番確実なのはオルクユニットの3mv以内にウォーボスがいることだ。ボスは頭を幾つか(正確にはD3個)カチ割ることで、残りのボゥイを戦列に引き戻し、戦いに復帰させることができる。ノブ部隊も逃げ出したオルクを引き戻すのに役立つ。近くで壊走したオルク1体につきD6をロールし、出目が6ならばそのオルクは戦闘に復帰する。そしてさらに「群れるが勝ち」も残っている! これによりオルクユニットは自身の、あるいは近くのオルクユニットの兵数を士気値として使用することができるようになる。ボゥイのデカいモブを戦わせ続けるには最高のルールだ!

だがそれだけじゃないぞ! ボゥイたちにかかるボーナスもまた複層的なものになった。ここではそのうちいくつかを挙げるが、まだまだ他にも存在するぞ。ペインボゥイは近くのオルク・インファントリーおよびバイカーに、セーヴィング失敗ダメージに対する6+セーヴを提供する。そしてカスタム・フォースフィールドを装備したビッグメクは付近のオルクユニットに、射撃攻撃に対する5+のスペシャルセーヴを提供する。そしてこの2つは同時に使用可能なんだ! 使用可能なボーナスはまだまだ存在し、アーミー編成に合わせて様々なものを選択できる。でも僕の一番のお気に入りはウォーボスの「グァァァグ!!」アビリティだね。これによってウォーボスの6mv以内にいるオルクユニットは、全力移動した後でも突撃を行えるんだ。これを、失敗した突撃ロールをリロールできる「行くぜ野郎ども!」アビリティと組み合わせれば、相手をビビらせる白兵戦アーミーの完成だ!

まだまだ話したいことは尽きないんだけど、記事のスペースには限界がある。オルクプレイヤーはきっと満足するはずだし、古き良きオルキーなモブアーミーもかなり戦えるようになった。さあキラーカンとゴルカノートに積み重なったホコリを払って、最高にグァァァグ!!(ごめん、つい叫んじゃうんだ)な新版を待ち構えよう。

最後にもう1つ。新版ではオルク・ウィアードボゥイもファンタスティックな選択肢になった。特に彼のパワーのうちの一つ「ダ・ジャンプ」はサイコーだ。このパワーはウィアードボゥイの6mv以内にいるオルク・インファントリーユニットを、敵ユニットから9mv以上離れた好きな場所にテレポートさせられる(忘れてないよね。もうズレないんだ!)。30体のオルク・ボゥイが敵の後ろから現れたら、対戦相手もビックリすること請け合いだ!


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