GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は先日発表された40k8版から、新しいデータシートについての紹介です。
新たなるWarhammer 40,000: データシート
ウォーハンマー40,000において、ユニットのルールは専用のデータシートに記載されている。
現在のエディションでは、そうしたデータシートに登場する多くのルールは共通スペシャルルールを参照するものとなっており、使用の際にはメインのルールブックの該当箇所を探すか、あるいはそうしたルールを頑張って記憶しておく必要があった。
新たなるウォーハンマー40,000において、共通スペシャルルールはもはや使用されず、そのユニットに適用される全てのスペシャルルールはそのデータシート上に記載される。もうゲームのたびに必要なルールを確認するため辞書じみた本の中を探し回る必要はないのだ。武器についても、通常そのユニットが装備するであろうものに関してはデータシート上に記載されている。今回はウォーハンマー40,000でMarco Toninoから受けたリクエストにお答えして、ルブリックマリーンのデータシートを例に用いる。
(アビリティ例)
全ては灰になった:【ダメージ値】が1の攻撃に対し、ルブリックマリーンのセーヴィング結果は+1の修正を受ける。さらにルブリックマリーンが移動後にヘヴィウェポンを射撃したとしても、ヒットロール結果への-1のペナルティは発生しない。
ティーンチ神の寵愛:このユニット内のすべての兵はスペシャルセーヴ値5+を持つ。
いやあ情報がてんこ盛りだね。いくつか一緒に確認してみよう。
左上の端にはトループを表すアイコンがあり、これはそのユニットの兵科を示している。つまり彼らはサウザンド・サンの軍勢にトループ枠で入るってことだね。しかし他のケイオススペースマリーンの軍勢にエリート枠で入れることも可能だ(きっとブラックレギオンやその他の大逆の戦将に忠誠を誓ったソーサラーがいるんだろうね)
その右にはパワーレベルが記載されている。これについては明日話す予定だが、とりあえず今のところは、ナラティヴプレイやオープンプレイといったあまり競技的でないゲームにおいて簡潔にバランスを取るための仕組みだと思っておいてくれ。
その下にはユニットの能力値が記載されている。ルブリックマリーンの能力値は、当たり前だが、以前見たタクティカルマリーンの能力と非常に似通っている。血肉の通った同胞に比べルブリックマリーンはわずかに敏捷さで劣る点があるが、ユニットを率いるソーサラーは高い移動力を持つとともに、攻撃回数が増加していることで白兵戦にも秀でている。
その下にあるのがウォーギア・オプションと、装備可能な武器の能力値だ。ほとんどのユニットは装備可能な全ての武器の能力がデータシートに記載されているが、スペースマリーン・タクティカルスカッドのように装備オプションがあまりにも多い場合、一般的な武器の能力値のみが記載されていることもある。
その次に記載されているのがアビリティだ。共通スペシャルルールは廃止され、それゆえ通常ルールと異なる能力をユニットが保つ場合、それらのルールは全てここに記載されている。そうしたルールの大半はデータシート上にその全文が記載されているが、アーミー全体に共通するルールなど(上のデータシートだと「偽りの皇帝に死を」がそれにあたる)は名前のみが記載される。しかしそうしたルールは常に同じ書籍上に記載があるため、ルール説明を見つけるのは簡単なはずだ。
After the special abilities and psychic powers are the keywords. There are two types of these.
スペシャルアビリティとサイキックパワーの後に機作されているのがキーワードだ。これらには2つの種類が存在する。
上に書かれているのは「陣営キーワード」であり、これらはバトルフォージド・アーミーを編成するためのデタッチメント作成の際に用いられ、他にもキャラクターからもたらされるゲーム中の効果を受けられるか、兵員輸送ビークルに乗ることができるかなどの判定にも用いられる。
下のキーワードはアーミー編成には用いられず、より一般的な戦場での役割を表している。例えば「インファントリーのみが特定の遮蔽物を利用できる」などがそれにあたる。
上のデータシートを熟読すれば、新しいサウザンド・サンのルールがどんなものか推測できるんじゃないかな?
明日はポイントとパワーレベルについて紹介しよう。