[Warhammer Community] 新たなるWarhammer 40,000: シティ・オヴ・デス

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は先日発表された40k8版から、市街戦に焦点を当てた新たなゲームモードの紹介です。


Posted 22/05/2017

新たなるWarhammer 40,000: シティ・オヴ・デス

今日は41千年紀における荒々しき市街戦の様子と、情景モデルが新版で一般的にどのような働きをするかをお伝えしよう。

41千年紀を代表する戦いの多くが、<帝国>領惑星に広がる古めかしい過密都市の中で繰り広げられてきた。新版でこのような戦いを再現するために、新たなるウォーハンマー40,000の追加ルール『シティ・オヴ・デス』を活用しよう。攻城戦を扱った『ストロングホールド・アサルト』と同様、『シティ・オヴ・デス』もバトルにさらなるテーマ性をもたせ、ゲームに彩りを加えるためのオプションルール集である。このゲームルールにおいてはいつくかのユニットがより活躍の場を広げる一方、他のユニットはより制限された状況の中で勝機を見出さねばならなくなる。

というわけで、市街戦ときたら廃墟について話さないわけにはいかないだろう。

かつて<帝国>の壮麗なる建築物であっただろう朽ち果てた瓦礫の山は、長らくウォーハンマー40,000の戦場を彩ってきた。新たなるウォーハンマー40,000においてもそれらは健在だが、しかしゲーム中での役割は少々異なってくることとなる。これらの廃墟の能力は、特定のキーワードを持ったユニットに対するボーナス、あるいはペナルティの形で発揮される。

インファントリーは大いに恩恵をうけることとなるだろう。建物の階層を昇り降りしたり、崩れた壁を乗り越えたり、ドアやハッチ、窓をくぐり抜け、廃墟に穿たれた穴を利用したりできるだけど柔軟性と熟練を身に着けているのは彼らだけなのだ。さらにインファントリーは、廃墟の中にいるだけでカバーを得られる唯一の兵種である。他のユニット(モンスターやビークルなど)は実際にミニチュアが隠れていなければボーナスを得られない。

『シティ・オヴ・デス』のゲームにおいて、これらのボーナスはさらに強力なものとなる。ユニットが移動しなければ、廃墟内にいることによるアーマーセーヴィングへのボーナスは+1から+2へと強化される。これはそのユニットが遮蔽物に塹壕を掘ったり、さらなる要塞化を施したことを表している。これにより卑小なるガーズマンであってもこれを叩き出すことは困難なものとなり、パワーアーマーを装着したユニットはほとんど不壊になるだろう。

しかし恩恵を受けるのはインファントリーだけではない。飛行ユニットもまた『シティ・オヴ・デス』では活躍の幅を広げる。なにしろ彼らは屋上から屋上へと容易に飛び移ることが可能なのだ。さらに飛行ユニットがインファントリーであれば言うことなしだ! 廃墟化した市街地において、ラプターだけで構成されたナイトロード兵団の軍勢と対峙する状況を考えてみたまえ。そのとき君は「恐怖」という言葉の真の意味を知ることだろう……。

しかしインファントリーだけが好き勝手できるというわけではもちろんない。遮蔽物に閉じこもった敵に対しては、グレネードなどの対処手段が存在する。廃墟内にいる敵に対して投げられたグレネードは、常に射撃回数のロールで最大値を出したものとして扱われ(フラググレネードであれば6回)、さらに「袋のネズミ!」のミッションルールによりダメージロールを振り直すことができる。

『シティ・オヴ・デス』について最後にお伝えするのは、新たなる策略である。その中でもお気に入りは『ドブネズミ部隊』だね。これは初期配置中、地下通路に隠密部隊を潜伏させ、敵の眼前や作戦目標の目の前へと展開させるものだ。

ドブネズミ部隊

この策略は初期配置中、インファントリー・ユニットを配置するタイミングで発動できる。その場合、このユニットは戦場にではなく、市街地の地下通路網に配置される。好きな自軍ターン終了時、プレイヤーはこのユニットを地表に出現させることができる。その場合はこのユニットをあらゆる敵兵から9mv以上離れ、かつ廃墟の外であるような戦場の好きな地点に配置すること。。

「シティ・オヴ・デス」の名にふさわしい戦闘領域といえばウルトラマールが挙げられるね。ギャザリング・ストーム終盤、大逆兵団の軍勢はウルトラマリーン戦団が誇る理想郷*たる諸惑星へと攻め寄せた。いまやこれらの惑星の大都市群はいずれも包囲され、激烈な戦場と化しているんだ。

たとえ故郷が戦場となろうとも、グィリマンはあくまで500を超える<帝国>諸惑星の解放こそ<不屈なる征戦>の主目標であると考えているようだ……。

*えーっと、まあ<帝国>の水準から見ればね。
**彼は一万年も停滞フィールドに居たから、これらの惑星を最初に大逆兵団から取り返した日はグィリマンにとって昨日も同然なのかもね。


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