<帝国>視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は疫病に立ち向かうための衛生の手引きをご紹介。
精一杯清潔に
御機嫌よう、兵士諸君。
卑劣なる仇敵の軍勢は、近年ますます破れかぶれになりつつある。正々堂々たる戦いで〈帝国〉の諸軍を打ち破れないと見るや、彼奴等は卑怯極まりない手段に打って出た——今回奴らが手を染めたのは、ディーモン的生物兵器の拡散である。
諸君らも知っての通り、清潔さは戦闘意欲に次ぐ重要度を持っており、良き兵士は常に自身の衛生状態を良好に保ち続けているものだ。しかし諸君の戦域においては伝染病に感染したデスガードの大逆者の目撃報告が増加し続けており、それゆえ諸君らにはさらなる注意が必要となるだろう。諸君と諸君の隊が感染や汚染とは無縁であり続けるよう、ここにいくつかの便利な(そして遵守の義務づけられた)ガイドライン項目を用意した。
- あらゆる戦傷は正しく手当を行い*、可能であれば〈施療の団〉の聖アウリリアの祝福を受けた包帯でこれを覆うこと**
- 帝国技術局生物課が祝福・認可した水源から得られた水のみを飲用とすること**
- 標準の祈祷は諸君の免疫システムを高める働きがあり、これを正しく行なっている限り、あたかもインペレイター級タイタンに搭載された防衛火器によってスキタリの兵士たちが敵歩兵部隊の攻撃を撃退するかのように、諸君も感染を退けることができるだろう。
- 感染の可能性がある人間に遭遇した場合、もしくはディーモン的な敵個体と遭遇した場合は、これらの敵が接近してくる前に遠距離から破壊すること****。
人類の神たる皇帝陛下の兵士たるもの、
自分の身は自分で守ろう!感染の拡大を食い止められるのは君だけだ!
忘れるなかれ、清潔さは奮闘精神の次に重要だ
もちろん我々はこの戦域のあらゆる兵士が感染を防ぐべく全力を尽くしていることを確信しているが、しかし信仰心に欠けた兵士の中には、感染を退けられるだけの抵抗力を有していないものもいる。決して膿疱の兆候を見逃してはならない。症状には顔色の悪さ、吹き出物、吐き気、三つ首の呪われし烙印、食人傾向などが挙げられる。
もし自身や部隊の戦友に感染の兆候が見られた場合、直ちに連隊付政治将校にその旨を報告すること。
ともに疫病に立ち向かおう!*****
本日の思索:
“不浄なるものを一掃せよ”
* パーキンスJrへの注意;これは「袖の下に隠せ」という意味ではない。
** それが不可能である場合、兵務局標準靴下を使用せよ。
*** この水源はオグリン義勇部隊の便所穴に隣接しているが、決して間違えないように!
**** 小さく弱々しげな個体だとしても油断してはならない、奴らは見た目ほど楽な相手ではないぞ!
***** 感染の発生地域にて集結することは推奨されない。