[Regimental-Standard] No.115 サー・ヘクトゥール、無数の民を解放せり!

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〈帝国〉視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は英雄に救われた民の喜びをご紹介。


Thousands Liberated by Sir Hekhtur!

サー・ヘクトゥール、無数の民を解放せり!

兵士諸君、前線から素晴らしいニュースが届いているぞ!

なんと伝説的なる漂泊の剣士サー・ヘクトゥールが諸君の戦域に馳せ参じているというのだ。この思いがけぬ知らせを耳にした敵はすぐさま逃げ散るに違いあるまい!

サー・ヘクトゥールは(諸君も知っての通り*)惑星ランドリン・アルファ出身の漂泊の剣士である。彼は邪悪なる異端者アイアンウォリアーどもに囚われるも、騎士甲冑カニス・レックスとともに自由を取り戻し、いまでは圧制者から帝国臣民を解放すべく銀河全域を転戦している。そうした活躍から付けられた愛らしい通り名が「鎖破り」なのである。

兵士諸君、この高貴なる英雄の勇敢極まりない偉業を心の支えとしたまえ。サー・ヘクトゥールはすでにこの星域で何十万人もの奴隷を救出し、敵の戦争遂行能力を挫いている。何よりも素晴らしいのは、こうして解放された者たちの40%がデルタ級労働者として〈帝国〉への復帰が可能であると見込まれており、そこから15年間の試用期間を生き延びた者のうちなんと10%が部分的市民権を獲得できると推定されているのだ**。

それ以外の者たちには速やかに適切な対処が下される。これから数週間のうちに、そうした者たちが諸君の連隊に徴集兵部隊として編入されるのを目の当たりにするかもしれない。その場合は彼らに手を振り、〈帝国〉の偉大なる英雄に救われた気持ちを尋ねるとよいだろう***。

サー・ヘクトゥールに皇帝陛下の祝福があらんことを。そして彼の戦いが以後も滞りなく進み、〈帝国〉の遺児たちが更に多く取り戻されんことを切に願っている。

++ 本日の思索:「希望は過ぎたる豪奢なり」 ++


*この記事を読むまでサー・ヘクトゥールのことを知らなかったという者は、〈帝国〉の偉大なる英雄の名をきちんと記憶していない罪を償うため自らを40回鞭打つこと。〈帝国〉の礎を築いた偉大なる男女たちが貴様のような恩知らずに見過ごされるようなことはあってはならない。

** 15年後における部分的市民権を獲得する者の推定人数:44-53人

*** そしてその後はただちに交流を絶つこと。渾沌の穢れに触れた者との接触は固く禁じられている。

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