<帝国>視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は帝国防衛軍兵士の永遠の友であるラスガンが持つ真の実力をご紹介。
ヤツを打ち倒せ!
ごきげんよう、兵士諸君。
本日は再び、忠実なるラスガンについて話をしようと思う。
諸君らの中にはすでに、勇敢なる兵士パーキンスが、ラスガンによる研ぎ澄まされた一発の射撃によって荒れ狂うヘルブルートを撃破したという交戦報告を耳にしたものもいるかもしれない*。
その通り、強大にして『あらゆる武器の王』の異名を持つラスガンを用いれば、ありとあらゆる敵を撃破することが全くもって可能なのである。
ラスガンは圧倒的威力を有する火器として、銀河のありとあらゆる非帝国勢力の歩兵から恐怖と羨望の的になっている。ラスガンを対戦車任務に用いることはあまり推奨されていないものの、しかし諸君の小隊がすでに射程距離内の敵歩兵戦力をその規律だった射撃によって壊滅せしめていた場合、敵車両群に対する射撃が許可される。
今回の例では、オルクのストンパを攻撃対象として考える。これは諸君らが今まで目にした中でも最大級の、忌まわしき大逆的なる異種族技術の集合体である。まずはその弱点を把握することだ。露出したミサイル、むき出しの弾薬庫、装甲の薄い排気部など、いずれも熟練の射手にとって容易に狙える部位ばかりだ。落ち着いて持ち場を固め、目標を選択し、狙いすました射撃によって巨大な敵を打ち倒せ。敵が無力化されるまでこの手順を繰り返すこと**。
だが注意せよ。もちろん一丁のラスガンでも強大な敵を打ち倒すことは可能であるが、しかし単独でこれらの敵に立ち向かうことは推奨されない。我々はあくまでこの規模の敵個体に正面攻撃を仕掛ける前に、味方からの支援を確保することを推奨する***。
本日は以上だ、兵士諸君。この記事によって諸君らが、祝福されしラスガンにさらなる揺るぎなき信頼を寄せることを願っている。
本日の思索:
「諸君らが皇帝陛下にどのように人生を捧げられるかを考えるのではなく、どのように死を捧げられるかを考えよ」
*実際の戦闘後分析で明らかになったのは、ヘルブルートの撃破は付近に潜伏していたカタチアン連隊の古参兵分隊が放ったメルタガンの一斉射撃によってもたらされたものだったということだ。そして実際のところ、パーキンスは射撃を外したのみならず、リアクターの破損によってヘルブルートが起こした爆発に巻き込まれただけだった。とんだ英雄がいたものだ。
**注意:今回の例で挙げられた敵戦闘兵器を破壊せしめるのに必要なラスガンの予想射撃回数は、一丁のラスガンに対して支給されるエネルギーパックの射撃回数を数桁違いで上回っており、撃破には追加の弾倉および追加のラスガンが必要となるであろう。
***例としては、数千人からなる歩兵大隊、重火器支援部隊、支援砲兵、および衛星軌道砲撃などが挙げられる。