<帝国>視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は次なる戦いの舞台をご紹介。
Armageddon: Officially the best place to die
アルマゲドン:死ぬには最も適した惑星
兵士諸君に素晴らしいニュースだ。
偉大なる大令卿グィリマン閣下の帰還により、帝国最高司令部は、大逆者との間に近年発生した散発的かつ小規模な遭遇戦はすべて完了したと発表した*。これによりすべての戦力**はさらなる別の戦闘領域へと再配置される。すなわちアルマゲドンだ。
聖教会の報告によれば、アルマゲドンは今や銀河で最も殉死の機会が豊富な惑星であり、諸君らも死ぬ前に一度は訪れておきたいことだろうと思う。
諸君らも知っての通り、惑星アルマゲドンは近年まで、この宙域で最も高い戦車および軍需物資の生産量を誇っており、<帝国>全惑星の中でも戦略上重要な拠点と位置づけられていた。近年発生したグリーンスキン汚染がこの生産スケジュールに与えた影響はごく僅か***ではあるが、しかしごく僅かな遅れであっても到底許容し難いものである。よって諸君らは異種族駆除の増援としてかの地へと配置される。しかし恐れることなかれ、ブラッドエンジェル戦団、ブラックテンプラー戦団、そしてサラマンダー戦団その他大勢の<戦闘者>が諸君らとともに戦うこととなっている。もはやこの戦いは勝ったも同然だろう。
第三次アルマゲドン戦役は、当然ながら、この惑星に訪れた素晴らしき殉死の機会としては最初のものではない。例えば帝国の歴史資料を紐解けば、第二次アルマゲドン戦役の偉大なる勝利の数々が記録されている。惑星アルマゲドンでこれ以外の戦役が発生したことはない。
諸君が栄光ある死を迎えたならば、諸君の遺骸はハデス・ハイヴの誉れ高き記念碑公園にて、この惑星の偉大なる英雄たちとともに葬られる****。<帝国>の兵士としてこれ以上の栄誉はあるまい。
本日の思索:
「我々の人生は、いかなる邪悪を滅ぼしたかによって裁かれる」
*なお諸君が現在配備されている惑星は目下のところ<歪みの嵐>に飲み込まれている。しかしそのような困難の中にこそ、チャンスが眠っているものだ!
**司令部人員は後ほど送られる。
***97%の遅れに加え、幾つかの製造施設は異種族の手に落ちている。
****この都市が異種族の支配下より奪還され次第、ただちに。
コメント
いつものことだが救いようのない戦場ということですね。