[Regimental-Standard] #44 「ケイディアは決して陥落せず」専門家も保証

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<帝国>視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は惑星ケイディアが絶対に陥落しない4つの理由をご紹介。


Cadia will never fall, experts confirm

「ケイディアは決して陥落せず」専門家も保証

兵士諸君、素晴らしいニュースだ。

ケイディアは現在敵の侵略下にある。

いよいよ諸君らが惑星到着以来、昨日の午後をまるまる使って訓練してきた成果を発揮するときがやってきた。<恐怖の目>の変異者どもを粉砕し、彼奴らにケイディアの白く輝く銃剣を味あわせてやるのだ*!

折角なのでこの機会に、「大逆の軍勢がケイディアを陥落させる確率は0%である」という総合戦術分析チームの発表を伝えておこう。これには4つの理由が存在する。順に紹介していくことにしよう。

1) 我が軍の将兵は精鋭揃いだ

現在この惑星に駐留しているのは、宙域全体より集められし<帝国>の精鋭たちである。中でも高名なるケイディア突撃兵連隊の兵力はあまりにも多く、帝国兵務局がその総数を集計し終わるには更に数日を要する見込みだ。もちろん諸君の連隊も忘れてはならない**。諸君らの戦闘能力は高い技術と効率性を有しており、それらは昨日午後に行われた広範な訓練によって更に高められてるはずだ。

一方で敵の兵士はといえば、変異者、反逆者、野獣や強靭が寄り集まったの烏合の衆にすぎず、到底「軍勢」と呼べるような代物ではない。強大なる帝国防衛軍の敵ではあるまい。

2) 我々には信仰がある!

我が軍にはセレスティン、すなわち最高位の『生ける聖人』が付いている!
それに比べてかの不信心者たちには何がある? 異端者どもが信じる『神々』などは、狂気の見せる白昼夢に過ぎぬ。

3) 我々には技術がある

大技術賢人ベリサリウス・カウル師が帝国技術局の総力を上げた支援のために来訪している。諸君らはこの人物に会ったことはおろか、その名を耳にしたことすらもないかもしれないが、彼は聖なる火星の機械教団において広く尊敬を集めており、なおかつ心の底***からケイディアの防衛を望んでいるのだ。

4) 我々には<戦闘者>がいる!
幸運にもブラックテンプラーの征戦団のみならず、十を超える他戦団のスペースマリーンがケイディアの救援に馳せ参じている。敵軍にもごく僅かな大逆のスペースマリーンがいることは確かだが、彼奴らなどは栄光溢れる英雄たちの残りカスに過ぎず、<帝国>のスペースマリーンと対等に戦うことなど出来ようはずもない。

これで分かったことだろう。

このケイディアを守る戦いはすでにほとんど勝ったようなものなのだ。さあ出撃し、皇帝陛下の兵士に相応しい戦いぶりを見せたまえ!

本日の思索:
「我欲のために生きるより、皇帝陛下のために死ぬほうが幸いである」

*実際のケイディア式鋼鉄製銃剣は実際のケイディア連隊にのみ支給されており、諸君にはライザ式鉄製銃剣が支給される。つまり上記での記述とは異なり、ケイディアで生産されたものではなく、鋼鉄でもなく、また白く輝いてもいない。現実には過度の射撃熱によって赤熱し、溶けかかっていることが多い。
**補遺:<帝国>の総合戦術分析チームは諸君の連隊を戦力算出に組み込むことを忘れていた。諸君らが戦局に与える影響が皆無に等しいと判断されたためである。
***興味深い事実:大賢人のほとんどは自らの心臓をより効率的な酸素供給生体ポンプに置換している。しかしベリサリウス・カウル師の心臓組織がどのような構造であるにせよ。その奥底ではケイディアの防衛を深く望んでいるはずである。


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コメント

  1. ぬー より:

    >>の総合戦術分析チームは諸君の連隊を戦力算出に組み込むことを忘れていた
    「連隊旗」は捨て駒部隊専用機関誌なのではと思えてきた。
    すくなくとも、カタチアンやケイディア連隊には配られてなさそうだなあ。