[Warhammer Community] アストラ・ミリタルム連隊考察:カタチアン

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、8版コデックスで変化を遂げたアストラ・ミリタルムの中から、カタチアン連隊のルール考察です。


Posted 25/09/2017

連隊考察:カタチアン

新しいアストラ・ミリタルムのコデックスが間もなくリリースされる。そしてこのコデックスには8つの連隊に向けた独自のルールが収録されているのだ! 連隊教条は戦団戦術や兵団戦術、工業惑星の教義と同様に機能する。それぞれの連隊教条はアストラミリタルムの多様な戦術を繁栄しており、幅広いアーミー編成を推奨するためにデザインされている。あらゆる連隊教条はインファントリーとビークルの両方に適用されるため、君の指揮する連隊がモルディアン連隊であろうとヴァルハラ連隊であろうと、思うままのアーミー編成を行うことができる。今週は我々お気に入りの連隊教条のうちいくつかを紹介していこう。まずは伝説的なるカタチアン連隊だ。

カタチアン・アーミーの連隊教条は密林兵(ジャングルファイター)としての驚異的な筋力を2つの要素で反映している。

カタチアン:
獰猛なる筋力
惑星カタチアンの危険極まりないジャングルでは、強き者のみが生き残る。この死の惑星で育った男女はいずれも恐るべき戦士たちであり、標準的な人間よりも明らかに大柄で筋力に優れている。

この連隊教条を持つインファントリー・ユニットは【攻】の値に+1の修正を受ける。さらに、そのユニットが味方カタチアン・士官の6mv以内にいるならば、そのユニットの【気】は+1の修正を受ける。この連隊教条を持つビークルが、ランダムな攻撃回数を持つ射撃武器(『ヘヴィD6』や『ヘヴィ2D6』など)で攻撃を行う場合、プレイヤーは攻撃回数を決めるためのダイスロールのうち1個のダイスをリロールできる。

『獰猛なる筋力』の前半の能力は分かりやすく便利であり、ファイアウォリアーのように弱い敵との白兵戦でさらなる優位を得ることができる。だがこの連隊教条で真に恐ろしいのはむしろ後半の方だ。このアビリティがもたらす安定性によって、カタチアンの戦車はゲーム中屈指の強力さを発揮するようになるだろう。ワイヴァーンのクアッド・ストームシャード・モーターの4D6回射撃を最大限に発揮したい? レマン・ラスは好きだけどバトルキャノンの不安定さに悩んでいる? シャドウソードのヴォルケイノキャノンで忌々しき叛逆のナイトを確実に仕留めたい? カタチアンこそ君の求める答えだ。

オススメユニット

『獰猛なる筋力』の効果はいかようにも使い道はあるし、おそらくデスストライクなんかよりも他のユニットを使ったほうが賢明だ……だがデスストライク以上に面白く、かつカタチアン的な兵器が存在するだろうか? デスストライクというのは要するに戦闘車両の形をした巨大な上腕二頭筋だろ? この武器がもたらすヒットは何もかもが致命的ダメージだ。『獰猛なる力』の効果によってデスストライク・ミサイルはその名の通りのデスをストライクしてくれるはずだ。

もし君が、本当に、心の底から敵を殲滅したいと思っているなら、策略『ヴォーテックスミサイル』を使えばまず間違いなく攻撃対象は粉々になるだろう。

ヴォーテックスミサイル
アストラ・ミリタルム用策略

帝国防衛軍が有する各種弾頭の中でも、ヴォーテックスミサイルは最も高い殺傷力と破壊力を有している。着弾と同時にこの兵器は現実のとばりに穴を穿ち、爆発半径内に存在するすべての物体を〈歪み〉へと飲み込むのだ。

デスストライク・ミサイルを射撃する直前のタイミングでこの策略を使用可能。発動した場合、この武器による射撃は失敗したヒットロールをすべてリロールできる。さらに、攻撃対象の6mv以内にいる他のユニットがヒットを受けたかどうか判定するダイスロールは結果に+1の修正を受ける。この武器による攻撃で兵が【傷】を失いつつも戦死しなかった場合、さらにもう1個ダイスをロールすること。ロール結果が6だった場合、その兵はさらにD6ポイントの致命的ダメージを受ける。

もちろん、君が歩兵主体のカタチアン・アーミーを組みたい場合も大丈夫だ。その際はカタチアン・コマンドスカッドが特に強力な選択肢となるだろう。こいつらにヘヴィフレイマーとフレイマー4本をもたせれば、圧倒的破壊力を持った近距離強襲ユニットの出来上がりだ。なにしろカタチアンには独自の命令『みんな焼いちまえ!』があるからね。

敵がこちらに突撃してきたとしても、敵はフレイマーの炎の壁を突破しなければならないだろうし、もしそれに成功したとしても、策略ポイントに余裕があれば策略『巧妙な仕掛け罠』によってさらに数ポイントの致命的ダメージを与えることができるんだ。

巧妙な仕掛け罠
カタチアン専用策略
カタチアン密林兵は自陣の周囲に、地雷や鋭い有刺鉄線、焼夷爆薬など、ありとあらゆる反応式防御兵器を敷設している。

敵ユニット1個が自軍カタチアン・ユニット(ユニット全体が情景モデル上あるいは内部にいるものに限る)の1mv以内で突撃移動を終了したタイミングで発動可能。発動した場合、ダイスを1個ロールせよ。ロール結果が4+ならばその敵ユニットはD3ポイントの致命的ダメージを受ける。

もし君が圧倒的破壊力の機甲戦力を編成したいと思っているか、あるいは単純に本当にものすごくフレイマーが好きならば、カタチアンのアーミー特性はとても気にいるはずだ。上裸の野郎どもから一転して、明日は制服とブーツをきっちり着込んだモルディアン鋼鉄護兵(アイアンガード)を紹介しよう。この連隊は防衛戦を得意とし、彼らの独自命令は、キャラクターの安全を過信している敵に悪夢をもたらすだろう。


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