[Warhammer Community]アデプトゥス・カストーデス概観 – パート2:トループ

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容はまもなく登場する『コデックス:アデプトゥス・カストーデス』の中から、トループユニットとデタッチメントルールの紹介です。


Posted 16/01/2018

アデプトゥス・カストーデス概観 – パート2:トループ

〈帝国〉の最終防衛線の守護に任ぜられてより一万年の時を経て、皇帝近衛団は地球からついに出撃を果たす。そして新コデックスの登場により、彼らは新ユニット、策略、レリックにその他諸々を得ることとなった。一週間に渡ってお届けするプレビューの第二弾は、アーミーの中核を成すカストーディアン・ガードが新コデックスでいかなる進化を遂げたかということと、そしてアデプトゥス・カストーデス・アーミー全体に適用される強力なアビリティを紹介しよう。


ウォーハンマー40,000にはすでにアデプトゥス・カストーデス用のルールが存在する。しかし新コデックスでは彼らは単なるユニットの集まりではなく、互いに強く連携した戦力として、狡猾なプレイヤー向けの強力なシナジーや、規律だった編成を好むプレイヤーのための非常に強力なデタッチメント用スペシャルルールが用意されている。

まず、『皇帝陛下の御加護』のルールはサイキックパワーによってもたらされる致命的ダメージへの6+追加セーヴィングをもたらす。これはテーマ的な意味とゲーム的な意味の両方を持ち、寵愛厚き従僕に与えられる皇帝の加護を表すだけでなく、猛撃(スマイト)やその他の耐久力やセーヴィングを無視してダメージを与えてくる攻撃への対抗策ともなるだろう。

皇帝陛下の御加護
皇帝近衛団の創造に用いられた生体錬金術の影響により、彼らには皇帝自身の偉大なる力の一部が備わっている。戦いにおける武勇や、堕落し得ぬ高潔さの他にも、このエネルギー自体が超自然的な魔除けとして機能するのだ。あたかも皇帝がその手で彼らを守っているかのように。彼らの前に弾丸は逸れ、刃は空を切るだろう、さらに敵の放った妖術でさえ、一万人隊の眼前にて突如として不可解にその力を失ってしまうのである。

このアビリティを持つ兵はスペシャルセーヴ値5+を持つ。

さらに、このアビリティを持つ兵がサイキックフェイズ中に致命的ダメージを1ポイント受けるたびにD6をロールせよ。ロール結果が6ならば、その致命的ダメージは無効化される。

『皇帝の代理戦士』は皇帝近衛団のみで構成されたデタッチメントのインファントリーおよびバイク・ユニットにスペシャルセーヴ値への+1ボーナスをもたらす(最高3+)。つまりカストーディアン・ガードを含むあらゆる皇帝近衛団ユニットは最低でも4+スペシャルセーヴを得ることとなるのだ。これを彼らの強力な【耐】や【傷】と組み合わせれば、君のアーミーはこれまでアデプトゥス・カストーデスの天敵とみなされていたラスキャノンやクラックミサイル、ドレッドノート・パワーフィストなどに対するさらなる耐久性を獲得することになる。

皇帝陛下の代理戦士
皇帝の最も素晴らしき守護者である彼らは永劫なる祝福を受けており、人類の統治者たる皇帝により超自然的な加護が与えられている。

このユニットのスペシャルセーヴ値は1ポイント向上する(最高3+)。

皇帝近衛団デタッチメントの2個目のルールも負けず劣らす強力であり、アーミーに重大な変化をもたらすだろう。知っての通り、チャプター・アプルーヴドと各コデックスでは、トループユニットに過去版でいうところの『優先確保』ルールが付与され、これによりこのルールを持たないユニットに対する確保の優先権が与えられていた。現行ルールにおいて、アデプトゥス・カストーデスは他のアーミーよりも兵数が少ないがゆえにに目標マーカーの確保に難儀しており、一度に多数の作戦目標マーカーの確保に向かうことは事実上不可能に近かった、しかし時代は変わったのだ……。

守護者の誓い
一万人隊は皇帝の意志の究極なる執行者である。彼らは自らの行いの正義と必要性について、この上なき確信と、揺らぐことなき信念を有しているのだ。明白なる宿命に突き動かされた彼らは、彼らの(ひいては皇帝の)下にあるべきものを奪取する際にも、あるいはこれを防衛する際にも、この上なき頑強さを発揮する。

このアビリティを持つ兵が作戦目標マーカーの範囲内(ミッションにて定義されている)に存在する場合、その作戦目標マーカーの範囲内により多くの敵兵が存在したとしても、その兵がその作戦目標を確保する。その作戦目標マーカーの範囲内にいる敵ユニットが同様のアビリティを有していた場合は、通常通り範囲内により多くの兵が存在するほうのプレイヤーがその作戦目標マーカーを確保する。

アデプトゥス・カストーデス・アーミー内のあらゆるインファントリーとバイクは『守護者の誓い』アビリティを獲得する。すなわちたとえ彼らがトループでなかったとしても、敵軍に同様のアビリティを持つ兵がいなければ、そしていたとしても兵数で劣っていなければ、彼らはその作戦目標を確保することが可能なのである。もちろんゲームにおいて、プレイヤーは敵トループ・ユニットを無力化するために苦労することとなるだろう。しかしターミネイター・アーマーを装備したアラルス・カストーディアンやジェットバイクに騎乗したヴェルトゥス・プラエトールが作戦目標マーカーの確保優先権を持った状態で敵陣奥深くまで進撃できる以上、重要目標へカストーディアン・ガードが向かわねばならないというプレッシャーは軽減されるはずだ。

カストーディアン・ガード自身も新コデックスでは幾つものささやかな進化を遂げている。まず彼らの【射】は2+となり、ガーディアン・スピアによる奇襲射撃がさらに強化された。さらに彼らの構成兵数は3体からとなり、旗手とシールド・キャプテンをカストーデス・セットから製作したとしても、残りの3体でユニット1個を編成できるのだ。最後に、カストーディアン・ガードは本書で追加された策略と優れた相性を持つ。特に『貫通撃』は大型の敵に対するダメージロールに大きな助けとなるはずだ。

貫通撃
アデプトゥス・カストーデス専用策略
完璧な精度で槍を繰り出すことにより、カストーディアンは装甲の関節部や基幹部分を貫き通し、敵の戦闘兵器さえも屠るだろう。

白兵戦フェイズ時、自軍の皇帝近衛団ユニット1個が白兵戦を宣言したタイミングでこの策略を発動可能。このフェイズの終了時まで、このユニットはダメージロール結果に+1の修正を受ける。

黄金のランドレイダーの扉から、同じく黄金の死をもたらすというのが皇帝近衛団の伝統の1つである。しかし『黄金の光の彼方より、かの者ら来たれり』はカストーディアン・ガードや他のユニットに新たな配置オプションを提供する。

黄金の光の彼方より、かの者ら来たれり
アデプトゥス・カストーデス専用策略
ゴッドストライク型テレポート装置を使用することで、カストーディアンは敵陣の真っ只中へと到着する。

初期配置中にこの策略を発動可能。発動した場合、皇帝近衛団のインファントリー、バイク、ドレッドノート・ユニットのうち1個を、通常通り戦場には吃するのではなく、その代わりにゴッドストライク型テレポート装置に配置することができる(1CP消費)、あるいは3CPを消費することで上記のユニット2個をテレポート装置に配置できる。好きな自軍側移動フェイズの終了時、これらのユニットは戦場にテレポートを敢行できる。その場合、あらゆる敵兵から9mvより遠く離れた戦場の好きな地点に、このユニットを配置すること。この策略はバトル中1回のみ使用できる。

アデプトゥス・カストーデス・アーミーを編成するにあたり、新コデックスにはアーミーに様々なボーナスをもたらす新ルールが満載されている。もし君がこれから皇帝近衛団のコレクションを始めようと思っているなら、『タロン・オヴ・エンペラー』のボックスセットが最適だろう。しかし君たちはまだまだ新コデックスについて知りたいはずだ。明日はヴェルトゥス・プラエトールを含む、新コデックスの戦闘兵器について深く見ていこう。


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