[Warhammer Community] アルマゲドン略史

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は戦いの絶えない惑星アルマゲドンの歴史についてです。


Posted 10/04/2017

アルマゲドン略史

過去10千年紀に渡り、惑星アルマゲドンはしばしば歴史のターニングポイントとなる戦いの舞台となってきた。この惑星上では数々の伝説が形作られ、幾つもの帝国が滅び、そして無数の命が今なお挽肉製造機の如き戦場へと送り込まれている。しかしこの惑星が持つ真の重要性が明らかとなったのはごく最近のことである。

大征戦の時代、惑星アルマゲドンはウラノールという別の名前で呼ばれていた。

この惑星においてスペースマリーン諸兵団は、当時最大規模の異種族軍であった巨大オルク帝国に致命的な打撃を与えた。この勝利によって<帝国>の時代が始まったと言っても過言ではなく、人類は名実ともに銀河の支配種族となったのである。それはまさに人類の黄金期であるかと思われた。しかし知っての通り、この幸せは長くは続かなかったのである……。

この壮大なる戦いの一部はホルスヘレシー・シリーズの短編「The Wolf of Ash and Fire」にて読むことができる。

惑星ウラノールでの勝利から間もなくして、<帝国>は裏切りと策謀によって引き裂かれた。最終的に<帝国>はかろうじて存続したものの、勢力の回復には数世紀を要し、その間ウラノールについての情報はその所在地すらもが失われてしまっていた。

ホルスの大逆より千年後、古き脅威が再び惑星ウラノールにて勃興する。<獣>に率いられ、オルクが帰ってきたのだ。これは<帝国>がこれまで直面した単体の異種族侵攻としては最大のものである(少なくとも41千年紀までではね)。

この「<獣>の台頭」について読みたければ、ブラックライブラリーより12冊のノベルシリーズが観光されている。

多大なる犠牲を払ってウラノールの異種族汚染は浄化されたものの、このような惨禍が二度とおこならないようにすべく、究極浄化による惑星の完全なる破壊が予定されていた。

しかし<帝国>の中で知るものはほとんど無かったが、帝国技術局は別の計画を持っていたようだ……。

それから1千年紀の後、いまやアルマゲドンと呼ばれるようになったこの惑星は、ウラノール星系からはるか離れた場所で<帝国>最大級の過密惑星へと成長を遂げていた。アルマゲドンは総魔長アングロンとコーン神の軍勢による侵攻を受ける(これは後に「第一次アルマゲドン戦役」と呼ばれる)。スペースウルフとグレイナイト、そして帝国防衛軍諸連隊による連合軍はかろうじて渾沌の軍勢を退けたものの、この戦いは<帝国>の連帯を瓦解寸前にまで追いやった。

この戦いについては小説「The Emperor’s Gift」にて読むことができる。

第二次アルマゲドン戦役では、マズグッカル・マグ・ウルク・ザラガが大規模なオルク・グァァァグ!を率いて惑星侵略へと乗り出した。ヤーリック政治将校率いる防衛軍はハデス・ハイヴにてこの侵略を食い止め、多大なる犠牲を払いながらもオルク侵略軍を撃退するための援軍が到着するまでの時間を稼いだのである。

それから数十年後、41千年紀の終わりに、ガズグッガルはさらなる大軍を率いてアルマゲドンへと押し寄せた(どうやら前回のアレは単なるお試しだったらしい)。

<帝国>は数百もの惑星から兵を召集するとともに、数十ものスペースマリーン戦団が惑星防衛に加わった。しかしこの人生最高のグァァァグ!(ヘルズリーチやアケロンでの戦いはもはや伝説となっていた)に参加すべく、億を超える数のオルクも惑星アルマゲドンに向かいつつあった。宇宙空間での艦隊戦から工業地帯の小区画をめぐる遭遇戦に至るまで、戦いはあらゆる規模で行われた。両軍ともにおびただしい数の死者を出し、開戦から幾年を経た今もなお戦いが収まる気配は一向に見られない。

すでに惑星上の生産施設の多くは破壊されているものの、<帝国>にとっていまだ惑星アルマゲドンは抵抗のシンボルであるとともに、<帝国>防衛の戦略的要衝でありつづけているのだ。

この千年紀が終わりを迎えようとする今もなお、戦いは激しさを増している。多層都市から汚染焦土、ジャングルに至るまで、オルクと人類はこの惑星地表にて血を流し続け、それにともないこの惑星には新たに何者かの視線が注がれ始めている……。


スポンサーリンク
広告1
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする