GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は先日発表された40k8版から、新しい射撃フェイズについての紹介です。
新たなるWarhammer 40,000: 射撃フェイズ
今日も内容は盛り沢山だ。射撃フェイズについて詳しく見ていこうと思う。
新版におけるこのフェイズは、旧版を遊んでいるプレイヤーにとっておなじみの形式を保つ予定だが、いくつかルールに改良を加えている。
ユニット能力値の回で見てきたように、新たな版では射撃技能が必要出目で表され、そして武器にも複数ダメージや修正式のアーマー貫通といった要素が加わることはご存知のとおりだ。今日はそれ以外の要素について見ていこう。
今の版と同様、このフェイズではユニットを選択し、装備している武器で敵に射撃を行う。しかしそのユニットがそのターンに全力移動を行っていたり、あるいは白兵戦から退却していた場合は射撃を行えない(これらについては移動フェイズの記事を参照せよ)。
さらに敵ユニットの1mv以内にいるユニットも射撃は行えない。このルールの例外はピストルだ。たとえ白兵戦にロックされていようとも、ユニットは小回りのきく小火器で最も近い敵ユニットを射撃フェイズに射撃することができるのだ!このルールによりピストルを装備したキャラクタ(ゴホゴホ、サイフェル、ゴホッ)なんかは近距離で恐ろしい強さを発揮するだろうね。
射撃のターゲットを選択する場合、今のエディションと同様、他のユニットと白兵戦を行っている敵ユニットを対象に選ぶことはできない。しかしそのユニットと白兵戦を行っているユニットがこのターンの移動フェイズに退却を行えば、他のユニットはその敵ユニットに対して射撃を行うことが可能だ。狡猾な指揮官ならばこの戦術を活かすべく複層的にアーミーを配置するだろうね。
ヘヴィウェポンの仕様も話しておくべきだろう。ヘヴィウェポンは今や移動後に射撃してもスナップショットにはならなくなった。その代わりに移動後にヘヴィウェポンを射撃する場合、ヒットロールに-1の修正が加わる。この修正はヘヴィウェポンを装備したあらゆるユニット(ビークルを含む)に適用される。ヒットロールに影響を与える要素は他にもいくつかあり、例えばビークルのスモークランチャーも相手のヒットロールに-1の修正を加える。
最後の大きな変化は遮蔽物だ。今のバージョンだとカバーセーヴは全てのユニットに存在し、アーマーセーヴより強力な場合(あるいはアーマーセーヴが使用できない場合)にのみ適用される。新たなるウォーハンマー40,00において、カバーはアーマーセーヴへのボーナスとして機能する。さらに言えば、カバーセーヴは特定の兵種にのみ恩恵をもたらすことになる。例えばクレーターから遮蔽物ボーナスを得られるのはインファントリーだけだ。
このルールはアーマー修正方式となった武器の貫通値のルールと相性がよく、たとえば敵ユニットが壁やバリケードの後ろに隠れたとしても、こちらの武器の貫通値が十分に高ければ、敵を壁ごと撃ち抜けるというわけだ!
さらに遮蔽物のボーナスを無視する武器もいくつか存在する。たとえばケイオス・ノイズマリーンの武器やレマン・ラスのノヴァキャノンがそれにあたる。
今日はここまで、こうした変更が射撃フェイズにどのような変化をもたらすか、楽しみに待っていてくれ。
明日は突撃フェイズについてお話しするつもりだ。