[Warhammer Community] 40k陣営考察:アストラ・ミリタルム

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、8版で変化を遂げたアストラ・ミリタルムの陣営考察です。


Posted 09/05/2017

40k陣営考察:アストラ・ミリタルム

Reeceって誰? 話を聞く意味ある?

Reeceはラスベガス・オープンやベイアリーナ・オープン、そして先日開催が決定された南カリフォルニア・オープンといった世界最大級のウォーハンマー40,000ファンイベントの運営をサポートしている。Frankieと同様、彼もウォーハンマー40,000のプレイテスト・チームの一員でもあり、あらゆるゲーマーにとってこの新版が素晴らしいものとなるよう数百時間に及ぶテストを重ねてくれているんだ(ありがとうReece!)

彼は今回のお題であるアストラ・ミリタルムが来たるべきウォーハンマー40,000でどうなるのかを熟知している。さあ彼の言葉に耳を傾けてみよう……。

傾注せよ、兵士諸君! 今回は私ことReeciusがウォーハンマー40,000新版のアストラ・ミリタルムについてお話しよう。君が軍靴の音に心が高鳴ったり、朝に嗅ぐプロメチウムの香りをこよなく愛するならば、この記事はまさしく君のためにある。

帝国防衛軍には長く栄光に満ちた歴史がある。<帝国>を護るために立ち上がった無数の名もなき勇者たちこそがアストラ・ミリタルムの礎なのだ。何の変哲もない人類が、勇気とラスガン、そして皇帝陛下への信仰のみを頼りに、41千年紀の恐るべき敵と立ち向かう……そう聞いて心が踊らないはずはないよね。

さて現在戦場で見られるアストラ・ミリタルムの軍勢は大きく2パターンに別れる。1つは戦場を巨大なインファントリー・プラトゥーンで埋め尽くし、そこに数多くのキャラクターを合流させてボーナスを与えるもの。もう1つは大規模な戦車部隊の火力によって敵を圧倒するものだ。人海戦術と大火力の連携こそ、アストラ・ミリタルム独特のプレイスタイルといえる。

しかし一方で、背景設定に準じていない部分もある。スカウトセンチネルみたいな、戦場でめったに見かけないユニットが、突然大きな脚光を浴びたら素晴らしくないかい? ブルグリンやラフライダーが白兵戦で相手を大いに震撼させたら? ヘヴィウェポン・スカッドが、敵にただ蹂躙される存在から卒業し、戦友にしっかりとした火力支援を行えるようになったら? 僕が今日ここに居るのは、それらが新版で全部実現するって伝えたかったからさ!

お楽しみはまだまだ続くぞ! ベテランはほんとうの意味で尊敬を集める(<戦闘者>にはかなわないけどね)熟練の兵士になった。さらに「分隊がキメラから降り、1回射撃して、敵の射撃を食らってすぐ逃げ出すか全滅する」なんて展開はもう起こらない。次の版では近くの政治将校がボルトピストルで「激励」してくれるから、戦意テストに大失敗しても被害はかなり抑えられる。これにより帝国防衛軍の頑強さがかなり再現されるようになった。スナイパーウェポンは敵キャラクターを個別に攻撃できるから、ラットリングでさえ皇帝陛下の名のもとに敵指揮官のキルスコアを稼ぎ出せるようになった。

歩兵だけじゃないぞ。現行のウォーハンマー40,000ルールセットにおいて、<帝国>の戦車群はだいぶ雑な扱いを受けていた。しばしば1発で大破したり、あるいは履帯が外れて移動不能になったりしたんだ。しかしそんな悲しみとはおさらばだ。俺達のタンクは更に強くなって帰ってきた。たとえばレマン・ラスは耐8と3+アーマーを持ち、12傷のうち半分削られるまでは移動が遅くなることもない。帝国防衛軍の戦車群は、新版の登場とともに<帝国>のあらゆる戦場で大活躍することになるだろうね。

伝えたいことは山ほどある! 僕と同じく長年アストラ・ミリタルムをプレイしているようなプレイヤー諸君は、何がやってくるのかワクワクが止まらないだろう。 長らく使ってないユニットや、もしかしたら数年ものあいだ戦場で見ることすら無かったユニットが、コレクションで輝くスーパースターになるかもしれないんだ。

ここで最後にもう一つだけお伝えしよう。帝国防衛軍について話すときに『命令』について触れない訳にはいかないからね。命令はアストラ・ミリタルムの最も有名なルールシステムだ。新版での命令は自動的に成功するようになり、様々なボーナスをもたらす。命令には7つの種類が存在するが、僕が話したいのは『前、撃てェ! 次、撃てぇ!』についてだ。新版におけるこの命令は、アストラ・ミリタルム・インファントリー・ユニット1個のラスガンおよびホットショット・ラスガンを『ラピッドファイア2』にする。つまり近距離ならガーズマンたちは4発射撃できるってことだ! あらゆる武器があらゆる敵にダメージを与える可能性があるという新仕様と組み合わせれば、物笑いの種だったラスガンも、皇帝陛下の軍勢に必要不可欠な致死性レーザー兵器へと早変わりさ。

話は以上だ。解散!


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