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今回の内容はGary氏のアエルフアーミーのペイント手法についてです。
パート1はこちら
シグマーの召集 パート2
何日か前、僕は自分のアエルフアーミーのバックストーリーについて紹介した。あのあとJamieに散々せがまれた僕はついに定命の領域の探索から一時帰還し、今度はコレクションをどのようにペイントしたかについて話すことになったわけだ。
カエラナールをペイントするにあたって、僕は彼らが喪に服す人々の軍勢であるということを徹底しようと試みた。これを実現するために使用するカラー数を可能なかぎり限定し、最初から最後まで適度にくすんだ色調で用いるようにした。カラーにいくらかの陰影を持たせるため、モデルをChaos Blackでスプレーし、その後Corax Whiteでさらにスプレーした。この際白のスプレーはミニチュアの頭上から真下に向かって吹き付けるようにした。時にこの2色アンダーコートはどの部分に光と影が差すのかを考える上での助けとなり、さらに黒あるいは白一色から立ち上げた時とは異なる仕上がりを与えられる。
<嘆きの刃>グロリンダエル
ダリオンの星爪団
このアエルフたちのペイントで大きな位置を占めるのは彼らのスケイルメイルと衣服であり、これらの部分をペイントする上では特別な注意を払う必要があった。
鎧部分についてはまずRunefang Steelを薄くペイントした。次にSotek Greenを衣服のメインカラーとしてペイントし、この段階でなんと鎧の奥まった部分も同じカラーでウォッシュする。これによって鎧に普通と異なる感触を与え、モデルの他の部分との色彩的なつながりも生み出そうと思ったんだ。
モデルが乾いたら金属部分をNuln Oilで注意深くウォッシュし、金属の凹凸を際立たせる。鎧のハイライトにあたっては、異なる部分にそれぞれ異なるカラーを使った。鎧の下の方や影になっている部分の鱗はそのままにするか、あるいはLeadbelcherでハイライトした。最も光のあたっている部分はRunefang Steelで、その中間に関してはIronbreakerでそれぞれハイライトした。
鎧に対するエフェクトの仕上がりが一目瞭然だ。
布地の部分がアーミーに冷たい雰囲気をもたらす。
布地について、Sotek Greenでペイントしていた部分をTemple Guard Blueでハイライトし、さらに最も出っ張った部分をBlue Horrorで最終ハイライトした。影になった部分にこの段階で注意深くIncubi Darknessをウォッシュし、衣服の仕上げとする。
Author: Gary