GW公式ブログを翻訳。
今回の内容はGary氏のアエルフアーミーのAoS世界におけるバックストーリーについてです。
シグマーの召集 パート1
誰しもホビーに初恋をした瞬間が存在する。特定のミニチュアやコレクションが心の中を占め、いつも思い出されてくるのだ。
僕が始めてみたウォーハンマー・ミニチュアはハイエルフ・スピアマンたちだった。この輝く鎧、長い兜、そして明るい盾を身に着けた戦士たちに僕は一瞬で魅了された。僕は知る限りずっと彼らのアーミーを使ってきたが、ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマーは別だった。
エイジ・オヴ・シグマーでは僕は新たなアーミーを始めたかったので、去年はコーン信者たちの狂信的な軍団の大規模なコレクションを行なっていた。しかし今こそ僕は初恋の瞬間に立ち返るべきだと思った。素晴らしいShattered Dominionベースが最近リリースされたことで、僕はかつてのアエルフコレクションにこのベースを使い、彼らをしっかりと定命の領域に送り出そうと思ったのだ。
僕がホビーをする時、ナラティヴの要素は非常に重要だ。これによってどのモデルをコレクションするか、どのようにペイントするか、さらにゲームスタイルまでが決まってくる。なので僕は我がアエルフたちのストーリーを補完するため小史を書き上げた。僕はこのナラティブ部分にシーズン・オヴ・ウォーのイベントや、その結末(それがどんなものであったとしても)の要素も加えようと思っている。
もし興味が有るようなら、以下に抜粋があるから読んでみてくれ。
天空の領域の奥深くに<宵闇の谷>が横たわっている。月光が揺らめく湖と天高くそびえる峰々がともに存在するこの静かな地を治めるのは、カエラナールのアエルフたちである。
何世紀にも渡ってカエラナールの人々はこの地にて平穏に暮らしていた。定命の領域からの脱出の苦しみはいまも歌や炉端の昔話に残されている。彼らは誇り高き人々であり、また彼らには英雄の血統が今も流れている。彼らにとって太古の日々の伝統や伝説は、やがて再び来たるべきものなのだ。最も高貴なる貴人から最も質素なる詩人に至るまで、カエラナールのエルフは皆召集に応える準備ができているのだ。彼らは決して大勢ではないものの、軍事的伝統によってアエルフは数が問題とならないほどの強靭さを持った軍勢を招集できるのである。
カエラナールの王グロリンダエルは、民草には<嘆きの刃>として、同盟者には<灰色卿>として知られている。<金剛山>のアル=カエレン大要塞にて彼は、銀とサファイアで出来た玉座に座って領地を見渡し、戦の召集に備えてよりいっそう注意深くこの地を治めているのだ。
カエラナールの最初の君主たちがシグマーに忠誠を誓ったのは、かの神王が渾沌の支配による試練より帰還した時であり、彼らはシグマーの側に立った。なのでシグマーよりの使者がグロリンダエルの元を訪れ、<戦争の季節>が始まったことを告げた時、かの<嘆きの刃>は武器を取り、<宵闇の軍勢>に進軍を命じたのである。
シグマーよりの使者は単に戦争の始まりを告げただけでなく、さらなる知らせももたらしていた。それによるとシグマーはカエラナールの軍勢を、ストームキャスト・エターナルの軍勢たるナイツ・オヴ・エターナルフレイムと協働させたいということであった。<極限の金床>よにより新たに鍛えられしかの騎士たちは戦場において自らの価値を証明したいと望んでおり、シグマーが彼らにフェニキウム防衛を命じると、彼らは決してこの都市を落とさせまいと誓いを立てたという。
Garyのアエルフについてのさらなる物語は翌週ご覧いただこう。
Author: Gary