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今回の内容はシルヴァネス対ナーグルのナラティヴ・バトルのバトルレポート第2弾です。
シルヴァネスvsナーグル――バトルレポート パート2
ターン2――Ant
ブランチウィッチがついに本領を発揮する時が来た。Unleash Spritesを詠唱し、彼女は3体(3体!)ものウォーハウンドを倒し、グロットキンに更なるダメージを与えた。シルヴァネスがまさにこの襲撃を撥ね退けようとしているように見えたよ。
ドライカ・ハマドラスはMystic Shieldを唱えてセーヴィング値をブーストし、また彼女が激怒していることで攻撃回数が倍になった。つまり理論上は36回攻撃も可能ってことだ(えーっと……実際は、無理だ。彼女が激怒することで攻撃回数が倍になるのはSlashing Talonsだけで、理論値は24回攻撃となる。でもWarhammer Age of Sigmarは自分なりのやり方でプレイする余地のあるゲームだからね――Ed)……彼女はSquirmlingsの大群を放ち、Krisのモデルをさらに1体ボードより除去した。
白兵戦フェイズでは、ブランチウィッチは残った一体のウォーハウンドに目をつけ、顔を一蹴りしてやっつけた。ウォーハウンドはもう結構! 打撃の津波に乗りながら、ドライカの出目が爆裂したことでグロットキンの最後の傷を奪いとった。今となっては戦場に残るナーグルの軍勢もごく僅かだ……。
ターン2――Kris
ヒーローフェイズにおいてKrisは全力で怪物を召喚し、3体のヘラルド・オヴ・ナーグルと2ユニットのプレーグベアラー・オヴ・ナーグルを呼び出した。この素晴らしい収穫は、実際はもっと素晴らしい物になり得たんだが、Krisが配置するためのモデルを使いきってしまったんだ。
今やどちらが勝つかわからない状況となってきた。ムーブメントフェイズではガルガントがツリー・レヴェナントを捉えようと動き、Krisのブライトキングたちはブランチウィッチに対処すべく素早く移動した。その一方でプレーグベアラーたちは領域門にむけてまっすぐ突き進み、次のターンのアラリエルの到着を阻止せんとした。
射撃フェイズには特に見るべきものはなかったが、白兵戦フェイズでは木くずがだいぶ飛び散ることになった。ガルガントがツリー・レヴェナントの1体をかばんに詰め込み始め、続く巨大な棍棒のひと薙ぎで他のレヴェナントたちは何が迫っているのかにも気づくことなく薪になった。
The Blightkings also showed no mercy with the Branchwych, swarming over her and taking her down – but not before she inflicted 2 wounds on Kris’ General with her Greenwood Scythe.
ブライトキングたちもブランチウィッチに対して無慈悲な戦いぶりをみせ、彼女に殺到すると打ち倒した――しかし彼女もまたそれまでにGreenwood ScytheにてKrisのジェネラルに2ダメージを与えた。
ターン2終了
ターン3/4――Ant
Antがヒーローフェイズの支配権を取り戻し、ドライカは再び激怒した。彼女はおのが憤怒の側面を保ち続けているようだ。ドライカはArcane Boltを放ったものの、Krisがダイスの出目によってそれを食い止めた。次なる一手はゲートの起動とアラリエルの入場であり、Antはこれに成功した。アラリエルの登場によってゲームの行く末は決定的に動くことだろう!
ボード上からモデルを一掃すべく、アラリエルはMetamorphosisを唱えた。ケイオスの陣営が彼女の手によって深刻な被害を受け、さらに彼女の指揮能力によって30インチ以内にいる全てのシルヴァネスユニットはD3傷を回復した。
移動フェイズでドライカはガルガントヘと一直線に向かっていき、その一方で粗利エルは新たに召喚されたヘラルド・オヴ・ナーグルに対処した。
射撃フェイズは前のターンに匹敵するほど荒々しく、 Squirmlingたちはケイオスの5ユニットにヒットした。ドライカ・ハマドラスはまさにモンスターだ。
Ant自身は、しかしながら、モンスターとまでは行かなかったようだ。彼はアラリエルのSpear of Kurnothを使うことを完全に忘れていた……。
ターン3/4――Kris
KrisのヒーローフェイズにはNurgle’s Rot以外にはまともに使える能力がなかった。あらゆる呪文は掻き消されてしまったのだ――アラリエルとドライカは本当に、本当にこれが得意だ。移動フェイズではプレーグベアラーの一団が領域門を包囲し、一方ブライトキングはドライアドにとどめを刺すべく移動した。
渾沌側の白兵戦フェイズは好調で、ドライアドたちはブライトキングに太刀打ちできなかった。ダイスロールでいくつも6を出し、それぞれがD6会の追加攻撃を生み出したんだ。つまり結局のところドライアドは完膚なきまでにやっつけられた。
ドライカは包囲されており、ナーグルのしもべたちはなんとか彼女の最後の傷を奪って打ち倒した。彼らはドライカがここまで怒り狂うとは思っていなかったが、しかし彼女の報復は1体のヘラルド以外すべてを打倒してしまった。アラリエルは無感動に自らのWardroth Beetleへと命じると、残るヘラルドを完全に踏み潰してしまった。
4ターン目の終わりまでに戦場は膝まで浸かるほど死体の海と化し、渾沌の軍勢はなんとか領域門の確保に成功した。如才なくシルヴァネスを退けたのだ。
終わりに
Ant:新しいシルヴァネスの面々はこうも面白い要素を付け加えてくれた――抜群の攻撃力に、恐るべき指揮能力、ドライカはまさにこの試合のMVPだったね――彼女を怒らせ続けたことで、彼女の撃破数は3ターンのうちに2桁にまで達した。彼女は確実にコレクションに加える価値があるし、僕は彼女を2体以上使うための手段を考える必要があるかもしれない……。
Kris:僕的にこのゲームは美しいモデルとエキサイティングなストーリーに助けられてかなり楽しいものとなった。アラリエルは脱出し、僕達の次なるゲームでは大いに敵を刈り取ってくれるはずさ!
Author: Davydd, Ant & Kris