[Regimental-Standard] #66 もしや貴方もサイキック?

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〈帝国〉視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回はサイキック能力の有無を判定するための楽しいテストをご紹介。


Could You Be Psychic?

もしや貴方もサイキック?

警戒を怠るな、兵士諸君! 〈呪われし傷跡〉の発生によって広がったのは英雄的行為だけではない! 多くの連隊において、深刻な大逆的能力を有する兵士の数が増加傾向にあることが報告されている。果たして諸君は大丈夫か?

君は上官によってサイキック訓練の潜在的候補として推薦された! これまでの発行物では以下のような文言を目にしてきたかもしれない。「サイカーは汚らわしき変異体の一種に過ぎない」「異能者に出会ったら、まず撃ち、しかる後にもう一度撃て」「躊躇うこと無く異能者を屠れ」。こうした文言から身の危険を感じたとしても無理はないが、しかし実際には、異能者には様々な役割が与えられているのだ。認定異能者になれば、ラスガンを構える必要すら無く敵を圧倒することができる。あるいはヴォクス通信要員に相当する精神感応官になることもでき、その場合ももはや重苦しい通信装備を持ち運ぶ必要はないのだ! 君の眼前には帝国防衛軍を補佐するための長く*多様なキャリアが広がっているのだ。

帝国逓信局への奉仕には様々な特典がある。たとえば政治将校から常に激励と支援が得られるだろう。異能の所持についての報告漏れは重大な命令違反だ。君がまだ自身の能力の有無について把握していない場合に備え、我々はこの楽しい**能力判定用クイズを用意した。

帝国逓信局

全ての質問に回答せよ|青または黒のインクを用いよ|各質問につき回答を1個だけ選択せよ

[1.]自由時間にはどのようなことを考えている?
[A]皇帝陛下に対する敬愛のみ。
[B]散漫な思考をすることの危険性については十分に認識しているものの、装備の状態や、キャンプの衛生状態など、なるべく任務と関係ないことを考えている。
[C]慟哭せし傷口によって宇宙は引き裂かれ、この傷口は宇宙全体を飲み込まんと更に大きく口を広げつつある。〈帝国〉は灰燼と帰すだろう。それ以外の未来など起こりようもない。

[2.]これまで未来予知を試みたことはあるか?
[A]幸いにも未来が見えたことはない。
[B]そもそも明日の午後まで生きているか怪しいので、答えはノーだ。
[C]しばしば驚くべき正確さで未来の出来事を予見できる。ただしその代償として目や口、新しく生えてきた触手などから出血が起こる。

[3.]〈沈黙の姉妹団〉の近くにいるときに感じるものは……
[A]誇らしさだ! 上官殿はこの高貴なる戦士たちの武勇と寡黙さをぜひとも見習うようにと仰られた。
[B]少し不安になる。
[C]皇帝陛下に選ばれし精鋭である彼女らを崇敬すべきというのは理解しているが、非常に強い不快感を覚える。それと彼女らと同室している間はいつもの囁き声が聞こえなくなる。

[4.]以下の短い試行を行うこと。水筒を正面に置き、指をこめかみに当て、この水筒を5フィート上に浮かせようと念ぜよ。
[A]水筒を浮かせることはできなかった。
[B]水筒を浮かせることはできず、頭痛がする。
[C]水筒は僅かに浮かび上がったが、中身が水から奇妙な緑色の液体に変化した。

氏名__________ 兵務局番号_____ 日付_____
上官名__________

さあ君の答えはどうだっただろうか?

おおむねA:君はサイキック汚染とは無縁であるか、あるいはとても上手にそれを秘匿している! 真の異能者はしばしば自身の能力を秘匿するものだ。帝国逓信局によるサイキック検査に志願したまえ。

おおむねB:君はおそらくサイキック汚染とは無縁であるが、課せられた任務に対していささか不熱心な傾向が見受けられる。政治将校による啓発訓練に参加し、その後でサイキック検査を行う。規律付けられていない精神は大逆の元だ!

おおむねC:君は高い確率で異能を有しているか、あるいはとんでもない大馬鹿者だ! その場に留まりたまえ――帝国逓信局の担当者が間もなく到着する。額を地面につけ、精神を落ち着けること。けっして大逆的な事柄を考えてはならない***。

兵士諸君、覚えておきたまえ。君がいかなる存在であろうとも、〈帝国〉には君のための居場所が用意されている。それをチャンスと捉えるか、あるいは警告と捉えるかは君次第だ。

本日の思索:
「無知であることは何の言い訳にもならぬ……」

* 現状からみた推定期間――6週間(早期終了措置があった場合は除く)
** そして強制的な
*** 帝国教条集のなかでお気に入りの一節を心のなかで暗唱することを推奨する。宗務局の司祭は別の一節を推すかもしれないが、我々のお気に入りは「無知であることは何の言い訳にもならぬ」だ。


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