[Regimental-Standard] #30 憎むべき新たなる変異種!

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Regimental-Standard.comという謎のティザーページから、今回はジーンスティーラーカルトの新顔をご紹介。


New breeds of Hate!

憎むべき新たなる変異種!

一連の偵察任務が成功裏*似終わったことで、我々はジーンスティーラー種に潜む幾つかの新たなる変異種を特定することが出来た。これらが本当に新種なのか、あるいは単にこれまでは見過ごされ、既存の分類の中で扱われてきたのかについては現在も調査中である。

(ジーンスティーラーのより一般的な個体種についてはこの記事を参照せよ)

まず我々が知るべきは、これらの変異種こそはジーンスティーラーが人類との戦争において自暴自棄な進化を行っていることの証であるということだ。この異種族は自らが劣勢にあることを悟り、そして自らの避けえぬ破滅を直視する勇気すら無かったため、時代遅れの生物的形態へと退化したのだ。変異の方向性は奇妙にして冒涜的であり、ジーンスティーラーはこれにより自らの種をますます呪わしきものにした。こうした変異によってもこの忌むべき異種族は人類の能力を上回ることは到底できなかったのだ。奇怪にして鈍重なるこれらの変異種は、これまでのジーンスティーラー個体種よりも脆弱であるとさえ言える。

以下にはこれらの新変異種を識別および駆除するための手引である。

メタモルファ

異種族のさらに変異種であり、すなわち二重に死すべき存在である

この怪物は当初、第1および第2世代のジーンスティーラー混血種だと思われていたが、より精密な調査により、メタモルファには様々な奇妙かつ忌まわしい変異が生じていることが明らかとなった。こうした変異の大半は単に戦闘能力を阻害するだけのものであり、失笑を禁じ得ない代物といえる。しかし中にはティラニッド集合艦隊の非効率的なバイオウェポンに類似した形質を有しているものもある。しかしそれらの武器を扱うのは所詮この鈍重な怪物であり、精鋭たる帝国防衛軍兵士の敵ではあるまい。

プリムス

蛇を狩るには、首を落とすのが最善手である

第1および第2世代のジーンスティーラー混血種からはプリムスと呼ばれる変異種も生じている。この変異種はあたかも戦場指揮官のように振る舞う。しかしプリムスは戦術や戦略をほとんど理解しておらず、この知性の欠片もない「指揮官」は異種族的なる奇妙な言葉で命令を怒鳴り、帝国防衛軍士官の真似事をしているのだ。帝国防衛軍の伝統に対するこのような侮辱に対しては、それ相応の手段で報いねばなるまい。すなわち<帝国>の正統なる戦士によってもたらされる速やかな死である。

メイガス

信仰こそが妖術への最大の防御である

メイガスはジーンスティーラー混血種の中でもとりわけ数が少なく、遭遇することは稀であろう。この個体種は当初、微弱ながらもサイキックパワーを有していると考えられていた。しかしさらなる調査の結果***、メイガスは単なる偽預言者であり、その妖術も子供だましの手品にすぎないことが判明した。メイガスは、その存在自体が皇帝陛下とその教えを伝える正しき人々に対する侮辱である。この個体種こそまさしく万死に値すると言えよう。

話は以上だ、兵士諸君。この記事は諸君にとって必ずや有益なものとなるであろう。さあ今こそ異種族どもに、誰が銀河の支配者であるか****を思い知らせるのだ!

本日の思索:
『異種族を熟知せよ。異種族を憎悪せよ。異種族を殲滅せよ』

*少なくともこうした偵察任務のうちの1つは、生還率が平均(4.6%)を上回った。
**異種族を笑ってはならない。異種族に対する感情表現として兵務局より認可されているのは憎悪だけだ。
***この結果は厳格なる楽観的思考により導き出されたものだ。
****言うまでもなく人類のことである。疑問がある場合、連隊付政治将校へ報告し、略式処罰を受けること。


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