〈帝国〉視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は有用な「天然素材」の見分け方をご紹介。
Adeptus Mechanicus Announce Exciting Geological Discovery!
帝国技術局による素晴らしき地質学的発見!
素晴らしいニュースだ、兵士諸君!
〈呪わしき傷跡〉の発生によりありとあらゆる英雄的偉業のチャンスがもたらされていたが、しかし楽しいことにもいつか終わりは来るものだ。本日、帝国技術局の探査艦隊が行った発表によれば、新たに発見された素材「ブラックストーン」には〈大亀裂〉の活動を抑制するための秘密が隠されているそうだ。これは〈大亀裂〉が万が一にでも人類に対する脅威へと発展した場合には大いに役立つこととなるだろう。
ブラックストーンとは?
ブラックストーンは天然由来の物質であり、〈歪み〉のエネルギーを弱める性質を有している。帝国諸惑星のうちいくつかにはすでにブラックストーンの鉱床が幾つか発見されており、例えば惑星ケイディア*においても特徴的な地質学的プロセスによりこうした鉱床が形成されていた。ブラックストーンの利用法については諸君の感知するところではないが、しかし帝国技術局がブラックストーンを安全に回収するためには諸君の助けがぜひとも必要である。
ブラックストーンの識別
野戦任務中、諸君は自然に形成されたブラックストーンの鉱床を発見することになるやもしれない。しかしこれらは訓練を受けていない者の目には異種族の構造物や兵器のように見えることだろう。そこで我々は諸君の助けとなる手引きを作成した:
モノリシウス・ステラエ:自然発生した“塔”
モノリシウス・セピュルクラム:自然発生した“構造物”
モノリシウス・セピュルクラム・マクシマ: 自然発生した“活動状態の”鉱床
重要な注意:重採掘装備(ロックグラインダー、ラスキャノン、〈戦闘者〉の支援部隊など)を有していない場合は採掘を試みないこと。
この記事で新たに学んだ地質学的知見を実地で活用したいという諸君の熱望に応えるべく、諸君の連隊はこれより惑星アモンテップⅡへと派遣され、そこで帝国技術局の地質調査の支援を行うこととなった**。
* これは何度でも繰り返すが、ケイディアはいまだ健在であり、可能な限り速やかに適切な球形へと整形し直される予定である。
** めったにない事態ではあるものの、場合によってはごく小規模な異種族残党の掃討を命じられる場合もある。しかし賢人オロゴスティオン閣下によれば、この任務の遂行のためにはいかなる人命の損失も許容の範囲内であり、また賢人閣下指揮下のスキタリ部隊はどのような状況にあっても自らの責務から目を逸らすことはないとのことだ。諸君も安心して任務に当たってほしい。