【Regimental-Standard】 #07 叛逆騎士を恐れることなかれ

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Regimental-Standard.comという謎のティザーページから今回はレネゲイト・インペリアルナイトと戦う羽目になった歩兵の心構えをご紹介。


Don’t Fear the Knight

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叛逆騎士を恐れることなかれ

人間的脆弱さによって神なる皇帝陛下の御意思が台無しにされることが時折ありうるというのは<帝国>における一つの事実である*。隊列において諸君は常に政治将校の絶え間ない気配りに恵まれている。もし諸君が隊からはぐれるようなことがあれば政治将校が諸君を正してくれるであろうし、もしそれも叶わないようならば頭部へのボルト弾が諸君に安らぎを与えてくれるだろう。

悲しむべきことに、<帝国>に仕える者全てが斯様な望ましい支援を得られるわけではない。

こうした支援の欠如に悩まされているのが帝国騎士のパイロットたちである。

帝国騎士とパイロットとの精神的な結びつきは時に危険なものとなりうる。そしてそれにより起こりうる狂気はパイロットと帝国騎士を、語られるべきでない力に奉仕させることとなる。もしこの説明で満足できない場合は近くの政治将校まで報告すること。

このように狂気に陥った者どもは皇帝陛下に背を向け、かつての味方に反旗を翻すことで知られている。皇帝陛下に仕える者として、諸君はこのクズどもと出くわした時のための準備をしておく必要がある。

叛逆騎士を帝国騎士から識別することは容易い。帝国に忠実な騎士たちの持つ栄光と威厳を彼奴らは微塵も持ち合わせていないのだ。友軍たる帝国技術局の献身を欠く彼奴らの装備は劣悪な状態にある。大逆的なシンボルが装甲を飾り、ぎざぎざした傷がかつての高貴なる外観に刻まれているのだ――注意深き目には一目瞭然である。

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忌々しき大逆の騎士

枯渇した弾薬供給

劣悪な整備状態の白兵戦武器

錆び付き脆弱となった関節部

漏れ出した冷却液と燃料(恐らく酸性)

このような敵と直面したとき覚えておくべきは、叛逆騎士は全能であるように見えるかもしれないが、しかしいくつかの決定的な弱点を有しているということだ。よく準備した帝国防衛軍兵士なら容易にこの弱点を突くことができるだろう。

これらの手順に従い勝利を確かなものとせよ。

  1. 叛逆騎士の装甲は一見すると手ごわそうであるが、しかし実際はその不忠なる魂と同程度の強度しか持っていない。精神を純粋に保ち、手に持つ最も強力な武器を彼奴に向けるのだ。ラスキャノン、ミサイルランチャー、およびメルタガンは非常に効果的な武器であることが証明されている。もし諸君の隊がこれらの武器を装備していない場合、ただ司令部へ事態を通知し、増援の到着を忍耐強く待つべきである。
  2. 敵を包囲せよ。騎士のエネルギーシールドは一方向からの攻撃しか防ぐことしかできない。帝国騎士は自らの動きを完全に制御し、シールドで覆われていない部分を敵の射線に晒さないための訓練を積んでいる。しかし腐敗した頭脳しか持たない叛逆騎士のパイロットに斯様な戦術的繊細さは存在せず、直接諸君の陣形に突撃してくることだろう――それこそ諸君の思う壺である。叛逆騎士を包囲し撃ち倒すのは実に簡単なことであるはずだ。
  3. いざという時には、諸君の持つグレネードも敵の叛逆騎士を打ち倒すために利用することができる。これらの武器が最大の効果を発揮するためにはグレネードを騎士に直接接触させる必要がある。これは正しい手順で行われない場合危険を伴うため、帝国歩兵戦意高揚読本に記載されているグレネード安全取扱手引に従うこと。
  4. グレネートが尽きた? 心配は無用だ――騎士の脆弱なる足首関節部への素早い銃剣攻撃で叛逆騎士に膝をつかせることができる。そうすれば四肢の自由を失った忌まわしき者どもに皇帝陛下の正義を叩き付けることも可能であろう。
  5. もし以上の4手順がいずれも不首尾に終わったならば、それは諸君が自らの銃剣の適切な整備を怠っていたことを意味する。もはや諸君には叛逆騎士の脚部機構に自ら飛び込む以外の選択肢は存在せぬ。多数の人間が団結すれば打ち倒せぬ敵など存在しない。安心したまえ、諸君は必ずや英雄として記憶されるであろう。このような白兵戦で生存した場合、その者は銃剣の整備を怠った罪で略式処罰の対象となる。

本質の思索:最大の反逆は最大の報復を生む

*もし諸君や諸君の戦友に人間的脆弱の兆候が見られる場合、連隊付き政治将校へ連絡せよ。兵務局認可の士気向上支援が得られるであろう。


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