GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は先日発表された40k8版から、新しい戦意フェイズについての紹介です。
新たなるWarhammer 40,000: 戦意フェイズ
41千年紀において、戦意は非常に重要な位置を占めている。
戦いの勝敗というものは、強固な意思を持った少数の守備兵による勇敢な行いであったり、あるいは敵軍が重要な局面で起こしたパニックによって決まったりするものなのである。
戦意はウォーハンマー40,000の一部として常に存在し続けてきた。しかしこれまでのエディションでは、しばしば多くのゲームにおいてほとんど意味をなさなかったと言ってよい。あまりにも多くのユニットが、戦意のもたらす影響を無視する能力を持っていたからだ。一方でこのルールが効果を発揮する場面では、あまりにも多くの戦意テストが必要となっていた。1つのユニットが1ターン中に2回も3回もテストを行わねばならないケースも有り、ゲームのテンポを著しく損なっていた。
新しい戦意フェイズはシンプルで、各プレイヤーターンに1回だけ、他のすべてのフェイズが終わった後に行われる。このフェイズはほとんどすべてのユニットに効果を及ぼし、戦場からの脱走、サイキック的に連結した味方の死による思念逆流、あるいは傷つき斃れた戦友を後方まで運ぶための退却などを表している。戦意テストの影響を受けないユニットはごく少数に限られることとなるだろう。
戦意フェイズの手順はシンプルだ。ターン中に戦死者を出した各ユニットは、ターン終了時にそれぞれ戦意テストを行わなければならない。D6をロールし、出目にそのユニットがそのターンで出した戦死者の数を加える。そして合計値をそのユニットの士気値と比較し、合計値が士気値より高ければ、オーバーした数だけ兵が失われる。
これだけだ! 戦意テスト失敗による退却や、再集結テストは全部廃止される。
お気付きの通り、この仕組みは非常に強力で、多くの戦死者を出したユニットは、戦意テストの出目が悪かった場合、戦死者以上の脱走者を出す可能性がある。しかし一方でビークルなど、1体で構成されたユニットはこのテストを行う必要はない。こうしたユニットには戦死者を出すような他の兵が存在しないからだ。
このフェイズについてのお助け情報もいくつか教えよう。例えばケイオス・ダークアポスルは同じ兵団に所属する全てのユニットに、自身の士気値を使用させられる。さらにユニットの中には敵ユニットの戦意テストをより困難にする能力を持ったものもある。たとえばヘムロック・レイスファイターは12mv以内の敵ユニットの士気値を1ポイント現状させる(つまり敵が戦意テストに失敗した場合、脱走する兵が1体増えるというわけだ)
戦意については以上だ。
これでこのゲームの全てのフェイズを概観したことになる。明日は新しいウォーハンマー40,000の新たな背景設定についてお伝えしようと思う。そして金曜日にはバトルフォージド・アーミーについて解説しよう。