GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は先日発表された40k8版から、プライマリス・スペースマリーンがゲーム上で占める役割についての解説です。
プライマリス・スペースマリーンのゲーム性能
新しいタイプのスペースマリーン、すなわちプライマリスが登場したね。新たなるウォーハンマー40,000のゲーム環境において彼らはどのような活躍を果たすだろうか? 彼らのルールを一緒に検討し、銀河最新の超人戦士が戦場にもたらす変化を予想しよう。
見ての通り、彼らもまた古式ゆかしきスペースマリーンと多くの共通点を持つ。3+セーヴにボルター(改良されてはいるけどね)、そして標準装備のフラグ/クラックグレネードだ。しかしいくつか明らかな相違点も存在する。
【傷】が2ポイントあることにより、インターセッサーは、通常のパワーアーマー装備のスペースマリーンとターミネイターの中間の生存性を持つ。【傷】を1ポイントしか持たないタクティカルスカッド・スペースマリーンと比較した場合、インターセッサーは小火器に対して2倍の耐久性を持つが、しかしヘヴィウェポンを喰らえばひとたまりもないだろう。ターミネイターはプライマリス・マリーンと同等の【傷】を持つが、彼らはより強力なアーマーとスペシャルセーヴによってあらゆる種類の武器に対して優れた耐久性を有している。
ボルトライフルもなかなかイカした武器だ。これもスペースマリーンを象徴するボルター装備の一種だが、より強力なものへと改良されている。通常のボルトガンから射程と貫通力が強化され、それによってインターセッサーはウォーハンマー40,000に現在登場しているほとんどのトループ・ユニットに対して有利に射撃戦を行うことができる。そして新しい【攻】vs【耐】システムにより、彼らは軽車両にとっても脅威となるだろう。ゴルカノートより小型のビークルに対して、彼らは5+でダメージロールに成功し、さらにそのアーマーセーヴィングに-1の修正を与えるのだ。
とはいえ、大征戦時代の戦列歩兵と同様、彼らはヘヴィウェポンやアサルトウェポンのウォーギアオプションを持たない。それゆえタクティカル・スカッドのほうがより活躍できるような場面も残されているといえるだろう。ラスキャノンやフレイマー、その他のスペシャリストウェポンを編入することでタクティカルスカッドにより高い戦術的柔軟性を確保しよう。
白兵専門ユニットではないものの、インターセッサーの【回】は2ポイントあり、白兵戦でも便利な存在となることだろう。白兵戦に参加している間も、彼らはボルトピストルによって近くの敵にとっさの射撃を食らわせることができる。彼らプライマリス・スペースマリーンを圧倒するためには、白兵戦に特化した兵を動員するか、あるいは大量の戦死者を覚悟する必要があるだろう。
データシートを見ると、陣営キーワードのところに<戦団>と書かれていることに気づくだろう。これはすなわちプライマリス・スペースマリーンを、君のウルトラマリーンやダークエンジェル、スペースウルフやブラッドエンジェル、アイアンハンドにレインボーウォリアー、ないしは君の好きな聖典戦団や、君自身が考案した戦団にすら組み込めることを表している。
もちろんあらゆることには代償が伴う。インターセッサーのコストはタクティカルマリーンよりもいくらか高いものとなるだろう。プライマリス・マリーンのみで構成されたアーミーは小規模なものとなるだろうが、しかし精鋭ぞろいの破壊力を秘めた軍勢になるはずだ。彼らがあらゆるゲームに大きなインパクトを与えるであろうことは想像に難くないね。
そして忘れてはいけない。インターセッサーはあくまで、グィリマンが銀河防衛のために火星に命じて創らせたプライマリス・スペースマリーンのうちの一兵種に過ぎないのだ。近いうちにさらなる戦士たちの情報をお伝えするつもりさ……。