[Warhammer Community] クラフトワールド方舟考察:イアンデン

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、8版コデックスで変化を遂げるクラフトワールドの中から、方舟イアンデンのルール考察です。


Posted 16/10/2017

クラフトワールド方舟考察:イアンデン

『コデックス:クラフトワールド』にはアシュリャーニ・アーミーのあらゆる情報が詰まっており、固有の策略、ウォーロード能力、サイキックパワーなどによってテーマ性あふれる強力で楽しいアーミーを編成することが可能になる。このコデックスでは5個の方舟について『方舟の気質』が設定されており、これによってそれぞれの方舟が得意とする戦術に合わせてアーミーをカスタマイズすることができるようになる。今週はこれら5つの方舟すべてについてその詳細を見ていこう。

イアンデンはその悲劇的な歴史と、大規模な魂兵団(スピリット・ホスト)を擁することで知られている方舟だ。イアンデンは他のあらゆる方舟よりも多くのゴーストウォリアーを戦場に配備する。これらの幽機(レイス・コンストラクト)は今なおイアンデン・アーミーの重要な部分を占めているが、一方で彼らの『方舟の気質』は戦車やアスペクト・ウォリアーといったあらゆる種類のエリートユニットに適用可能な汎用性を有している。

方舟の気質

イアンデン:毅然たる忍耐力
イアンデンのアエルダリたちが有する不屈の精神はもはや伝説的である。この方舟は大きな損害を受けつつも、生者と死者の精神はいささかも戦意を失ってはいないのだ。

この気質を有しているユニットは、1回の戦意テストの結果で2体以上の兵を失うことはない。それに加えて、この気質を有するユニットのうち、『ダメージ表』を持っているユニットは、ダメージ表を参照するうえで用いられる『【傷】残量』の数値にx2の修正を受ける。

『毅然たる忍耐力』によってこの方舟は戦意テストにおける高い耐久力を有することになる。大損害を受けた高コストのレイスガード・ユニットが、戦意テストでさらに何体も兵を失う姿なんて見たくないからね。この能力があればそんな心配も無用だ。その一方で、20体からなるガーディアン・ユニットにもこの能力は有用であり、戦意フェイズにほとんど損害を受ける心配の無い彼らは、強化系サイキックパワーのまたとない対象となることだろう。

『毅然たる忍耐力』の後半部分により、戦車と大型幽機は大きな損傷を受けてもなお戦闘力を減ずること無く戦い続けることができる。敵がイアンデンのレイスナイトの戦闘力を減少させようと思ったら【傷】を17も削らなきゃいけないんだ!

オススメユニット

ゴーストウォリアー抜きのイアンデン・アーミーなんて考えられないだろ? 新コデックスのレイスブレイドはこれまで同様の強力さを保ちつつ、さらなるボーナスが追加されているよ。新コデックスにおいて、小型のレイス系ユニットは【耐】が追加されておりレイスガードとレイスブレイドの【耐】は6に、レイスロードは【耐】8になっている。これにより彼らは敵の攻撃に対してさらなる耐久性を示すことになるだろう。

しかも、ポイントコストは一切上昇してないぞ!

魂兵団ユニットの完璧なお供といえばもちろん魂見司ことスピリットシーアだ。これまでも彼らはクワフトワールド・アーミーにとって有用なHQの選択肢であったが、今回さらにポイントコストが減少し、たったの45ポイントになった。ウォーロックよりたった10ポイント高いだけだ! あらたな新サイキックパワー『強化』をレイスブレイドにかけ、『イアンデンのサイトロノーム』を起動し、策略『幽視の導き』を発動すれば、【攻】7【貫通】-3の攻撃を60回、しかも4+ヒットでリロール可、さらに【ダメージ値】D3で繰り出すことができるのだ。この猛烈な白兵戦攻撃を受ければベインブレイドだって一瞬でスクラップと化すだろう。

強化/減衰
このサイカーはいにしえの英雄たちの膂力を吹き込むことで味方の潜在能力を限界まで引き出す一方、敵の腕力を減衰させる。

強化/減衰のワープチャージ値は6である。発動に成功した場合、以下のうち片方を選択せよ。

強化:このサイカーの18mv以内にいる味方アシュリャーニ・インファントリー・ユニット1個もしくは味方アシュリャーニ・バイク・ユニット1個を選択せよ。次の自軍側サイキックフェイズ開始時まで、選択されたユニットは白兵戦フェイズ時におけるダメージロール結果に+1の修正を受ける。

減衰:このサイカーの18mv以内にいる敵ユニットを1個選択せよ。次の自軍側サイキックフェイズ開始時まで、選択されたユニットは白兵戦フェイズ時におけるダメージロール結果に-1の修正を受ける。

幽視の導き
イアンデン専用策略
方舟イアンデンの軍勢が戦地へと赴く時、その中核をなすのが魂兵団である。幽機の隊列の中を歩む魂見司の魂は、現実空間と魂の領域との間を橋渡しする役割を担っている。

自軍側ターン開始時にこの策略を発動可能。発動した場合、自軍イアンデン・スピリットシーアを1体選択せよ。次の自軍側ターン開始時まで、この兵『魂縛照準』アビリティの効果範囲は周囲6mvから周囲12mvに伸び、さらにこのアビリティの効果範囲内にいる味方イアンデン・幽機ユニットはヒットロールの出目1ではなく失敗したヒットロールすべてをリロール出来るようになる。

激しい攻撃力と、敵の反撃を受けきるだけの耐久性が欲しい? ならば方舟イアンデンこそ君のアーミーだ。明日は方舟ウルスェについて見ていくとともに、〈黒の守〉たるブラックガーディアンが新コデックスでどのように扱われているかについても紹介するぞ。

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