<帝国>視点で40k世界を解説しているRegimental-Standard.comから今回は異種族退治の専門家をご紹介。
Salvation is here! No questions please
救いの時は来た! 決して疑うことなかれ
朗報だ、兵士諸君!
この荒廃せし戦闘領域を巡って目下行われている、異種族に対する無慈悲なる殲滅戦は、いまや<帝国>の決定的勝利に終わろうとしている。
現地司令部に対し<純血の団>より通達があり、この戦線は間もなく彼らの管轄下に入ることとなった。さらに<純血の団>は異種族どもとの戦闘に備え、麾下の異種族殲滅用の精鋭部隊を配備する予定だ。
ここは現在、<純血の団>管轄下の隔離戦闘区域となっています。
この英雄たちは一体何者なのか? と諸君は疑問に思うかもしれない。
しかしそうした疑問を口にだすのは控えるべきだろう。疑問こそは大逆への第一歩に他ならぬからだ。黒き鎧を身に纏い、異端審問庁の見慣れぬ輸送機から舞い降りるこの戦士たちについてはなるべく考えぬようにするのが賢明だ。諸君は義務と任務についてのみ考えていればそれでよい。
疑問はあくまで胸のうちにしまっておくことだ。疑問は<帝国>の忠勇なる戦士たちには相応しくない行いである。
忘れるなかれ:疑問は大逆への第一歩である。
閉ざされた精神こそが忠誠篤き精神であり、
忠誠篤き精神こそが幸福なる精神である。
むしろ諸君が考えるべきは、「皇帝陛下の御意志を実現し、勝利を収める」という聖務を諸君がなぜ怠り、異端審問庁の介入を必要とするような事態を招いてしまったかということだろう。
諸君らの中には、危険な異種族と至近距離あるいは長期にわたる接触を持った者もいるだろう。あるいは疑問を口にしたいという誘惑に抗しきれなかったものもいるはずだ。そうした者たちは<純血の団>の監督のもと、標準的汚染除去手順を受ける必要がある。これらには以下の内容を含むが、さらなる手続きが行われる場合もある:異端審問庁職員による広範な査問、いくつかのちょっとした記憶修正手術、実験に必要な組織および臓器サンプルの「自発的」提出、強アルカリ性洗浄液による全身の汚染除去洗浄。
これらの手続きを済ませたものにはケーキとタンナ茶が振る舞われる。
今回の通達は以上である。
要約:
– 全ては予定通りである.
– 勝利は確実である.
– 疑問を持つべからず.
本日の施策:
『開かれた精神は、門を閉め忘れた要塞に等しい。』