【GW Webstore Blog】 17 APRIL 2016

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GW公式ページのブログを毎日翻訳してみようという無茶企画。

今回の内容はSteve氏の大規模なイアンデンアーミーについて。


SUNDAY 17 APRIL 2016

趣味人Steve

我が名はSteve、Games Workshopの趣味人なり! ふう、趣味人って肩書きは僕の肩の荷を下ろさせてくれるね! 僕がこのホビーの世界に入ったのは1995年の初めの方で、初めて買ったホワイトドワーフ誌、182号(かなり読みこんだ)を僕は未だに持ってるよ。僕のファーストアーミーはブラッドエンジェル戦団で、彼らはいまでも僕の一番のお気に入りだ。でも長年にわたって多くのホビープロジェクトを始めてもきた(なぜ「始めてきた」なのかといえば、コレクションに真の意味での完成などは存在しないからだ)。現在僕はかなり大きな規模の方舟イアンデンのエルダーアーミーとナイトロードの襲撃部隊、ダークエルフの狩猟団、それに霧ふり山脈よりやってくる邪悪で不吉なありとあらゆるものを持っている。

1111xl

僕のイアンデンコレクションは僕が持っている中でも最大のペイント済みコレクションで、しかも僕がホビーで早い時期から抱いていた野望を実現させた結果でもある。僕は小さい頃からいつもエルダーアーミーをやりたいと思ってきたし、初めてオリジナルのメタルモデルを見て以来というものレイスガードのアーミーをやりたいと思ってきた。もっともアヴァター・オヴ・カインやフェニックスロード、それに反重力戦車なんかも常にウィッシュリストに入ってたけどね。

2XL (9)

これまでエルダーアーミーに尻込みしていた理由が1つあって、それは僕は今まで一度もエルダーに満足行くペイントができたと思えたことがなかったんだ。だから同僚(子供の頃の夢に関係した仕事についてからのね)ににユニット分のメタル製レイスガードをもらった時は、まず頭のなかのそういう恐れを振り払うことを誓った。

僕がこのホビーで特に好きなのは背景設定が大きく影響してくるという点だね。そして僕はいつも自分のアーミーを世界設定の物語や歴史に沿う形で作るようにしている。だから大好きな霊機を使おうと思うなら、もちろんイアンデンを選ぶことになるってわけだ。僕はこのイアンデンアーミーを、満足行くペイントレベルを維持しつつ、シタデルペイントが得意とする素早く量産可能なペイントを両立するためのプロジェクトとして定めた。 僕の黄色はすべて白のベースコートの上に注意深くCasandora Yellowをのせ、そのあとでLamenters Yellowのグレイズをした。それだけだ。シンプルだろ。青はMacragge BlueにLothern Blueでハイライトの線を入れた。そして幽骨(これはものすごく沢山出てくる。エルダーの鎧や武器は全部これで出来てるからね)は単純に白のベースコートにSeraphim Sepiaをかけただけだ。武器類の装飾はあえて省くことにした。方舟イアンデンは自分たちの巨大宇宙船を修理したり生存のための闘争を続けるのに忙しくて戦争道具を飾りつける暇なんてないはずだからね。シンプルにして、こっちのほうが大事なことだが、素早くペイントするこの手法は戦力の大半に活用されていて、そのおかげで僕はかのフェニックスロードみたいなキャラクターモデルにより多くの時間を費やせるってわけだ。

3XL (9)

イアンデンのコデックスサプリメントが発売された時、このサプリメントはアーミーの拡張、特にこのびっくりするぐらい素晴らしいレイスナイトを迎える上で大いに刺激になったよ。それで今じゃ4機も持っている。モデルを複数買いした時はいつでも、最初の1個についてはキットに慣れるための予行演習だと思っている。それが終わってからようやく何を変えるかについて考え始め、結果としてそれぞれのモデルは他とはぜんぜん異なる見た目になる。このレイスナイトたちのバリエーションには大いに誇りを持ってるよ。特にこの躍動しているレイスナイトはかの巨大な幽機がまるで水が流れるように、そして巨体からは想像もつかないほどの優雅さで戦場を駆け巡る様子を描写している。

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イアンデンの人口は、彼らの方舟が被った三度もの破滅的な攻撃によって激減している。特にティラニッドの集合艦隊によるものが有名だね。そんなわけで僕はこのアーミーの中核をあくまでレイスユニットにすることにした。これはアスペクトウォリアーやジェットバイク、ガーディアンなど幾つものユニットを省くことを意味する。僕の考えではもう方舟イアンデンには危険に晒すことが許容されるほどの生者は残されていないんだ。ユリエルの君が自分の民を戦場に送り出すとしたらそれは幽骨の機体、反重力戦車や稀にウォーウォーカーなど、に身を包んでる時だけだろう。唯一の例外はダイア・アヴェンジャーだが、彼らは常にValedorの本に載っているアシュリアンの the Crystal Sonsとして使っている。

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Taec Silvereye

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カイン神の不死鳥廷臣団

僕は多くのインスピレーションを我々が出している本、コデックスと小説の両方、から受けてきた。そしてこれらの本はただ単に僕のアーミーの背景となる核心的なアイデアを提供しただけじゃなくて、これから挙げる2つのモデルにも大きく影響を与えた。1つめのモデルは自分バージョンのエルドラド・ウルスラーンにしてTaec Silvereyeの代理を務めている。TaecはApocalypse War Zone: Valedorで大きく取り上げられているファーシーアで、Guy Haleyの小説でも活躍している。そして彼はエルドラドウルスラーンに匹敵するかあるいはそれ以上の力を持つ存在として描かれているので、ウルスラーンのモデルと能力をそのまま使うのは良い表現方法だと考えた。

このアーミーのために今ちょうど完成した最新作は、アポカリプス本に収録されているカイン神の不死鳥廷臣団を構成する最後のフェニックスロードだ。僕にとって彼らのモデルはまさしくエルダーという種族が持つ……えーっと……相だ! 相を象徴し、また具現している。彼らをペイントするのは一つの試練でもあったけど、でも突き詰めて考えてみると楽しみでもあった。フェニックスロードそれぞれが彼ら自身の相のセンターピースだと思ってたから多くの時間と努力を傾けてペイントしたよ。

えーっと、僕の黄色い軍勢について長く喋りすぎたかもしれないね。だからここらへんで終わりにする。万が一君たちが、記事冒頭で言及した僕のお気に入りアーミーたるブラッドエンジェルが今どうなってるのか気になるなら、これだけは言っておこう。今僕のペイントステーションには赤い何かが鎮座しているよ……。

Author: Steve


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