オルク視点で40k世界を解説しているRegimentul-Bosspoleから、今回はオルク流のドガドガ分類法を(ひと足お先に)ご紹介。
ダッカ入門
耳かっぽじって聞きやがれ、野郎ども!
ダッカ! オルクの歴史が始まってからこの方*、ありとあらゆるオルクはこいつを追い求めてきた。だがダッカとはなんぞや? グロブネックが言うにゃあ、てめえらの大半はイナカオルクで、いまだにブッた斬り(チョッパ)と尖った棒かなんかが最新テクノロジーだって考えてやがるらしいな**。あー、ダッカっていうのはだな。敵に向かってチョッ速で突っ込んでく尖ったブツで、つまりこいつをブツけるのにてめえはわざわざ敵の隣まで歩いてかなくたっていいってわけよ***。今回はてめえにダッカの何たるかを教えてやるぜ:
ふつうのダッカ
またの名を:ブッ放し(スラッガ)とかバラ撒き(シュータ)とか
普通のダッカは特別イケてるって訳じゃねえが、それでも十分仕事はこなせる。タマはタマ穴に向かって突っ込んでくし、やかまし穴からはやかましい音が飛び出してくる。ほんでタマがデカけりゃデカいほど、音もデカくなる。どういう仕組みなんだろうな? 詳しいことは技術屋とかに訊いてくれ。
ダッカ度: 10/10
おアツいダッカ
またの名を: ビームとかレーザーとか
おアツいダッカはデカくて四角いタマ****を詰め込んで使う。ほんでドガドガって音の代わりにギラギラした光が飛び出すのよ。こいつは戦車をブッ潰したりいろんなことに使えるぜ*****。
ィンゲンの中には「ラスガン」とかいうおアツいダッカを使う連中もいる。こいつの使い道はよく分かんねえが、ワズグラッブの言うことにゃあ、ィンゲンはブッ潰したい相手を照らすためにこいつを使ってるらしい。スラッガにくくりつけてレーザーサイト代わりに使ってもいいかもな。
ダッカ度: 10/10
バクハツダッカ
またの名を:ロキット, バクダン, あと太ったスクイッグ
バクハツダッカはもしかするとサイコーのダッカかも知れねえ。ロキットランチャとかスクイッグガンとかそこら辺だな。こいつを撃つときはアンゼンな位置まで離れるようにしとくこった******。
ダッカ度: 11/10
チョッ速ダッカ
またの名を:オシャレなシュータとかメク特製ガンとか
チョッ速ダッカはいいぞ。もしてめえが最初のタマを外しても、たいていは残りのタマがなんとかしてくれるからな。沢山バラ撒けるタマがいいタマだってわけよ。
ダッカ度: 10/10
ナマっぽいダッカ
またの名を:噛み付きガンとかツメ撃ちシュータとか
オクタリウス出の兵隊の中には技術屋を使ってティリーニッドからダッカをチョロマカしてる連中もいるらしい。腹一杯にメシを食わしてやりゃあいい感じに働くんだってよ。あるいは“腕だらけの”ウルグんところからも調達できるそうだ。あいつが「沢山殴るために腕を4本生やしたゴルクとモルク」だの「パトリオールク」だの御託を止めねえようなら顔面を一発ブン殴ってやんな。
ダッカ度: 10/10
アレなダッカ
またの名を:デェーモン的なブツとか喋るアレ
むかし野郎ども全員でドクロを積み上げてゲラゲラ笑いながら踊ったことがあったな。そしたら空が真ッ赤になって、オズゴブが「血祭りタイムが来やがった!」っておかしな声で言いやがる。ほんで同じぐらい真ッ赤な連中がカベから山のように出てきやがって俺たちと殴り合いをしたってわけよ。サイコーだろ? 中にはガンを積んだデカいのも居たな。こいつはなかなか便利だし、殺しと殴り合いについて四六時中なんか呟いてるから退屈しねえぜ。
ダッカ度:: 10/10
そんだけだ、野郎ども! 笑顔でブッ放していこうぜ。
++ 本日のオルク:ガズグッカルだ。退屈なゴフ野郎だが、根は良い奴だからな++
* つまりは先週、ちび飼いどもが物覚えのやり方を思い出して、「週」っていうガイネンを発明したときからだ。
** もちろんチョッパだって死ぬほどいい感じのブツには違えねえ。
*** まあただ隣に立ってたほうが当たりやすいのは確かだ。
**** こいつは「バッタリー」なんで呼ばれたりもするな。気に入らねえ奴をバターみてえに溶かしちまうのに向いてるからだろう。
***** こいつで靴を磨こうとは思うなよ。技術屋からおニューの足を仕入れることになっちまうからな。つまり新しい足を仕入れてえなら、こいつで靴を磨くのもアリだ。
****** まあ二、三歩離れときゃあ十分だろ。