[Warhammer Community]アデプトゥス・カストーデス概観 – パート5:策略

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容はまもなく登場する『コデックス:アデプトゥス・カストーデス』の中から、新登場する策略のルール紹介です。


Posted 19/01/2018

アデプトゥス・カストーデス概観 – パート5:策略

〈帝国〉の最終防衛線の守護に任ぜられてより一万年の時を経て、皇帝近衛団は地球からついに出撃を果たす。そして新コデックスの登場により、彼らは新ユニット、策略、レリックにその他諸々を得ることとなった。今日のプレビューでは、アデプトゥス・カストーデスが敵に用いる巧妙な策略の数々をチェックしていこう。


皇帝近衛団の武勇は伝説的な域に達しているが、しかし彼らは単に装備や訓練によってその恐るべき名声を博しているわけではない。彼らは戦略においても天才的な能力を有しているのだ。皇帝近衛団の戦士はいずれも優れた統治者にして司令官であり、精神教化や注意深い歴史研究、そして〈帝国〉の最重要軍事作戦うち1つの動向を細かに注視し続けることで彼らはその能力を磨き続け、聖なる地球を内外の脅威から守り続けているのだ、

新たなる『コデックス:アデプトゥス・カストーデス』の登場により、彼らの戦術的熟達を27個もの策略で表すことができるようになった。これらはマッチプレイを好むゲーマーにとっては敵を出し抜く好機であり、ナラティヴを愛するプレイヤーにとってはアーミーをテーマ的にロールプレイする手段となるだろう(策略のうち2つはなんと『ローグトレーダー』からこっそり拝借したものだ……)。

タングルフット・グレネードはウォーハンマー40,000でも最古の部類に入るウォーギアを再現する新策略である。この時代、グレネードやミサイルにはいまからは想像もつかないほどの様々な種類が存在し、タングルフット弾もこうしたものの1つである。これらの弾薬は、新コデックスにおいて再び神聖な(そして強力な)る遺物としての地位を獲得するに至った。敵の突撃を頓挫させた場合も、特定のターゲットを足止めしたい場合も、このグレネードは大いに役立つことだろう。

タングルフット・グレネード
アデプトゥス・カストーデス専用策略
この希少なグレネードは重力、空間、時間に局所的な撹乱を生じさせ、敵の平衡感覚を大いに混乱させる。

敵軍側移動フェイズ開始時もしくは敵軍側突撃フェイズ開始時にこの策略を発動可能。発動した場合、自軍の皇帝近衛団・インファントリー・ユニット1個の12mv以内に存在する敵ユニットを1個選択し、D6をロールせよ。そのフェイズの終了時まで、選択されたユニットの【移】および突撃距離はロール結果に等しい数のペナルティを受ける。

コンカッション・グレネードも『ローグトレーダー』から還ってきた聖遺物の1つであり、アラルス・カストーディアンがグレネードランチャーで用いるように設計されている。これを突撃前に用いれば、敵の危険なユニットを無力化することができるだろう。

コンカッション・グレネード
アデプトゥス・カストーデス専用策略
ルーンを押し込むとともに、バリストゥス・グレネードランチャーの使用弾薬が切り替わり、敵を無力化する古代技術が用いられた弾薬を発射できる。

自軍側射撃フェイズ中、アラルス・カストーディアン・ユニット1個が攻撃を宣言したタイミングでこの策略を発動可能。このフェイズの終了時まで、このユニットが用いるバリストゥス・グレネードランチャーは【貫通】0となり、その攻撃によってヒットを受けたインファントリー・ユニットはこのターンの終了時までスタン状態となる。スタン状態のユニットは警戒射撃を行えず、スタン状態のユニットが行う攻撃はヒットロール結果に-1の修正を受ける。

アデプトゥス・カストーデスのようなエリートアーミーは、当然ながら戦死者が出始めるととたんに脆弱になる傾向がある。しかし安心してくれ。本書にはそうした苦境を乗り越えるための手段も用意されている。本書に用意されている中で我々が最も気に入っているコンボの1つが、『死に臨んでもなお……』(戦死したカストーディアンが攻撃できる)と『責務を継ぐ者』(新たなキャラクターをウォーロードに指名できる)の組み合わせだ。これにより多くのミッションで副次目標となっている「ウォーロード撃破」を敵が達成するのを阻止しつつ、その過程で更なるダメージを与えることが可能になる。

死に臨んでもなお……
アデプトゥス・カストーデス専用策略
最期の一瞬に至るまで、皇帝近衛団の英雄たちは人類の統治者たる皇帝に仇なす者どもと戦い続けるだろう。

自軍の皇帝近衛団・キャラクター1体が戦死したタイミングでこの策略を発動可能。発動した場合、この兵を洗浄から取り除く前に、この兵はあたかも自軍側射撃フェイズであるかのように射撃を行うか、あるいはあたかも白兵戦フェイズであるかのように白兵戦を行える。

責務を継ぐ者
アデプトゥス・カストーデス専用策略
皇帝近衛団の指揮官が戦死した場合、資格ある同胞がただちにその座を引き継ぐだろう。

自軍のウォーロードが戦死したタイミングでこの策略を発動可能。発動した場合、戦場に存在する自軍のシールドキャプテンを1体選択せよ。選択された兵は自軍のウォーロードとなり、ただちにその兵のウォーロード能力が選択もしくはランダムにジェネレイトされる。ミッションの目標において、この兵が戦場に存在する限り、自軍のウォーロードは戦死したものとはみなされない。

一方で、より大規模なユニットに対しては『斃れし同胞の仇を取れ』が有効だ。これにより敵の集中攻撃を浴びたユニットは、白兵戦フェイズに手痛い反撃を繰り出すことが可能となる。

斃れし同胞の仇を取れ
アデプトゥス・カストーデス専用策略
1人のカストーディアンの死は、地球にありし〈失われし魂の弔鐘〉の音色と、同胞たちの血塗られた報復によって追悼される。

白兵戦フェイズ中、自軍の皇帝近衛団ユニット1個が攻撃を宣言したタイミングでこの策略を発動可能。発動した場合、このフェイズの終了時まで、このユニット内の各兵の【回】は、このターン中にこのユニットで生じた戦死者1体につき+1の修正を受ける。

他の要人に対する護衛やエージェントとして〈帝国〉の諸軍と共に戦うカストーディアンを再現するため、新コデックスには混成アーミー向けの策略も存在する。例えばもし彼らをアストラ・ミリタルム・アーミーとともに配置したならば、策略『皇帝陛下の化身』によりカストーディアン・ガードは付近のユニットの【気】を高めてくれることだろう。

皇帝陛下の化身
アデプトゥス・カストーデス専用策略
皇帝の報復の権化とも言うべき近衛たちが敵と戦うその姿は、いかに苦境に立たされた軍勢をも立て直すのに充分な威容を放つ。

戦意フェイズ開始時にこの策略を発動可能。発動した場合、自軍の皇帝近衛団ユニット(ビークル除く)を1個選択せよ。このフェイズ中、そのユニットの6mv以内で戦意テストを行う味方帝国ユニットは、自身の能力値の代わりに選択されたユニットの【気】を使用できる。

新しい策略とユニットにより、アデプトゥス・カストーデス・アーミーは狡猾なる指揮官たちに驚くべき戦略的深みを提供し、編成の試行錯誤に大いに報いてくれることだろう。明日は最後のプレビューとして、皇帝近衛弾のキャラクターをカスタマイズする際に使用できる多種多様なウォーロード能力とレリックをチェックしていこう。


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コメント

  1. たいが より:

    パート6が見たいのですがどこからいけばいいでしょうか?