[Regimental-Standard] #09 顕現せし人類の使命

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Regimental-Standard.comという謎のティザーページから今回はウォーロード・バトルタイタンと一緒に戦うための安全手順をご紹介。


Mankind’s Destiny Made Manifest

header1

顕現せし人類の使命

ウォーロードタイタン

いい知らせだ、兵士諸君。

諸君が身を置く戦闘領域が激しさを増すなか、諸君の所属する戦闘群はまもなく帝国技術局からの援軍を割り当てられることとなった。なんと諸君は他ならぬウォーロード・バトルタイタンとともに戦う栄誉に恵まれているのだ。

我ら人類こそが銀河を支配すべきであるというのはあまりにも明白な使命であるが、仮にもし更なる証拠が必要だというならば、ウォーロード・タイタン以上にその使命を体現するものはないだろう。まさしく戦場の神*と呼ぶに相応しいウォーロード・タイタンはまさしく無敵である。銀河に巣食う異種族共の下劣で醜い構造物などでは、ウォーロード・タイタンの強大さに太刀打ちすべくもないだろう。

かの巨像とともに配備されるにあたり、諸君は以下の重要点について覚えておく必要がある。

我々には我々自身の戦いがある

かのような神機が居ては自分の存在など不要ではないか――相応しき勤勉さを欠いた兵士にとってこの認識は魅力的に映るかもしれない。こうした誤った認識こそが破滅を生むのだ。諸君の任務、それは交通路から瓦礫を取り除くことであり、生命線となる補給路を巡回することであり、あるいは士官用便所を消毒することである。これらはいずれも戦争遂行のために非常に重要な事項であり、敵軍をまるごと破壊する巨兵の任務に比べても何ら劣るところはない。

道を空けよ

ウォーロードタイタンは決して退くことはない。栄光ある前進のみが勝利を導きうるということを彼らは知っているのだ。

巨兵に踏まれることは避けよ。たとえ諸君が踏まれたとしてもウォーロード・タイタンが戦場で発揮する能力には全く影響は生じないだろうが、諸君のラスガンや防弾ジャケットは無事ではすまない。諸君が巨兵の進路に身を置きながら生存した場合、兵務局の財産を不注意に扱ったことについて懲戒を受けるだろう。

titan

不壊に近い装甲はヴォイドシールドによってさらに補強されている

街全体を解放*するだけの火力を持った兵器群

兵器群は熱核地獄の力を解き放つ――攻撃時には直視しないこと

巨兵の脚は敵戦車をも砕く(繰り返すが、決して踏まれないこと)

*解放後は大規模な再建工事が必要となる

巨砲は眠らず(そして安全手順にも従わず)

ウォーロード・タイタンは銀河でも最も強力なテクノロジーの力を操る。これらの武器の多くは、極端な場合、周囲の人間に有害な影響を及ぼす。

恐れるなかれ! 常に諸君の庇護者である兵務局は、そうした状況で諸君が生き残るための適切な援助と予防措置を提供している。

安全のため、以下の状況に対しては特別な注意を要する。

  • クェイクキャノンを装備した巨兵の近くにいる場合、諸君は耳栓の支給を受けるだろう。決して外してはならない。これは命令である。この武器が使用されると、発射体の通過にともなって発生する衝撃波が諸君の臓器をドロドロに溶かし、脳をゼリー状にしてしまう恐れがある。
  • 恒星の熱核反応を圧縮して解き放つ兵器、サンフューリー・プラズマ・アニヒレイターを装備した巨兵とともに闘う場合、諸君は可視光遮蔽レンズを支給される。しかしたとえその状態であっても爆発を直視してはならない。光線が諸君の眼球が眼下の中で溶解してしまうと推定**されているからだ。
  • もし諸君がヴォーテックス・ミサイルの猛爆を目撃し、敵どもが非物質空間の恐怖に食い尽くされる最後の瞬間を垣間見たならば、諸君はすみやかに特別糧食パックⅩⅣを飲み下すのだ。この小さな錠剤は差し迫る狂気を全て食い止めてくれる。諸君がこの薬剤を正しく服用できるよう政治将校が近くで待機している。幸運を祈る、兵士諸君。皇帝陛下が諸君の側にいらっしゃらんことを。

—-

追補

もし諸君が新型STC承認済みモデルのウォーロード・タイタンの初披露を目撃したいのであれば、この戦争兵器は今週末の皇帝陛下昇天祭パレードに参加予定であるので出席について連隊付政治将校へ連絡せよ。

本日の思索:勝利が巨砲によってもたらされるとは限らない。だがもし我々が巨砲を前に立ち止まるようなことがれば、、我々は敗れるであろう。

*これはあくまで比喩表現である。黄金の玉座におられる皇帝陛下の神性が顕現したものとしてでもない限り、決してウォーロードタイタンを崇拝してはならない。なにか不明点や迷いがある場合は祈りの前に連隊付政治将校へ確認せよ。
**この推定は実際に発生した事例に基づいている。


スポンサーリンク
広告1
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする