〈帝国〉視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は変異の有無を判定するための楽しいテストをご紹介。
もしや貴方もミュータント?
傾注せよ、兵士諸君!
諸君はもしや変異体ではないだろうか? 人類が持つ最大の強みはその多様性にあるが、しかし有用な適応と呪わしき異常の間には厳格な線引きが存在する。諸君と戦友たちを変異から守るためには、絶え間ない警戒が必要となるのだ。
変異調査官の作業量増加に伴い、帝国兵務局は独創的な変異自己申告システムを考案した。これにより諸君がいかなる邪悪で異常な才能を有していたとしても、それに見合った任務再割当てが可能となったのだ。
変異自己申告チェックリスト
使用方法
自身*の変異を評価し、変異の内容に応じた点数を加算すること。軽度――1ポイント
頭蓋骨肥大
軽度の身長異常(標準値から1フィート以上2フィート未満の逸脱)
四肢欠損(非戦闘要因)
極度の多弁
非標準的髪色中度――3ポイント
多指症
重度の身長異常(標準値から2フィート以上の逸脱)
鱗もしくは毛皮の発現
上官への常習的な非礼
生体発光重度――10ポイント
毒性蒸気噴射
1-3本の触手
非標準的眼窩分布
多腕症
獣的容貌極度――50ポイント
4本以上の触手
局所的〈歪み〉特異点
多頭症
鉤爪など、武器化した四肢(認定済みの強化手術は除く)
変異自己申告システムの有効性に対して馬鹿げた疑問を差し挟む行為*終了時刻より早くテストを完了した場合、戦友への変異評価チェックが割り当てられる場合がある。
0ポイント:確かに諸君は賞賛に値する純潔さを有してはいるものの、こうした遺伝子的無垢は多くの場合渾沌の軍勢に対する前線戦闘任務の忌避によるものである。勇気の欠如を是正するため、諸君は次の攻勢の最前面に配備されることとなる。
1-9ポイント:諸君の遺伝的不純の水準は比較的軽微ではあるものの、将来いかなるタイミングで完全な変異を遂げたとしてもおかしくはない。兵役期間の終了時まで、週に1回このチェックリストを記入、提出すること。
10-49ポイント:悪いニュースだ、亜人諸君。諸君は知らず知らずのうちに人類の枠から転落してし、その劣悪なる遺伝異常はもはや諸君を飲み込みつつある。だが変異体諸君、心配はいらない。皇帝陛下は諸君にも数多くの活躍の場を用意なさっている。ただちに出頭し、亜人連隊への転属を行うこと*。
50ポイント以上:兵舎の壁へ向き直り、すべての手(および触手)を背中(あるいは背中に類するもの)に付け、「私は変異体です! 私は変異体です!」と大きく明瞭な声で叫ぶこと。間もなく専門浄化チームが迅速かつ効率的に焼夷プロセスを執行するだろう。
チェックリストの記入を迅速に行い、直ちに最寄りの政治将校へこれを手渡したまえ。諸君の遺伝子が不朽ならんことを、あるいは諸君が亜人連隊の一員としてエキサイティングな新生活を送ってくれることを祈っている。
++ 本日の思索:我らの地に変異体の居場所はなく、我らの財に変異体の分け前はなし。 ++
* 任務の内容によっては、ラスガンやブーツを返納しなければならない場合もある。そうした任務としては敵狙撃兵の釣り出しや地雷の除去などが挙げられる。