[Warhammer Community] アストラ・ミリタルム連隊考察:ヴァルハラ

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、8版コデックスで変化を遂げたアストラ・ミリタルムの中から、ヴァルハラ連隊のルール考察です。


Posted 28/09/2017

アストラ・ミリタルム連隊考察:ヴァルハラ

ヴァルハラ氷結兵は帝国防衛軍の一般的水準から鑑みてもさらに(自軍に)冷酷無慈悲であり、皇帝陛下に勝利を捧げるためならば躊躇うこと無く兵の命を犠牲にすることで知られている。ゲーム上において、ヴァルハラ・アーミーはいかなる大損害を受けようとも戦い続けることができ、白兵戦に突入しているユニットを直接射撃したり、全滅したユニットを戦場に復帰させることすらできるのだ。悪くないね!

連隊教条

ヴァルハラ
悲壮なる決意
ヴァルハラの氷結兵たちは自らに降りかかる死を避けがたい宿命と見做しているため、敵の猛射撃の中へも怯むこと無く突き進む。

この戦闘教条を有するインファントリー・ユニットは、戦意テストに失敗した際に潰走する兵の数が半分になる(端数切り上げ)。この連隊教条を有するビークル(ダメージ表を持っているものに限る)は、ダメージ表を参照するうえで用いられる『【傷】残量』の数値にx2の修正を受ける。

『悲壮なる決意』によって、ヴァルハラ・アーミーはアストラ・ミリタルム・ユニットの総じて低い士気値を補うことができ、スペシャルウェポンを満載にしたベテランがちょっと戦死者を出しただけで根こそぎ潰走するといった悪夢を見なくて済むようになる。同様に、ヴァルハラ・アーミーのビークルは他の連隊よりも高い継戦能力を有することになり、敵はこれらをダメージによって無力化するのではなく完全に破壊することを強いられるだろう。

オススメユニット

コンスクリプトはアストラ・ミリタルムの新コデックスにおいて幾つかの変更が加えられ、彼らの設定により合致した性能へと置き換えられた。もしすでにコンスクリプトを山ほど用意してしまったというプレイヤーも、心配はいらない。彼らはいまだに非常に強力なユニットだ(特にヴァルハラ・アーミーではね)。まず、コンスクリプトの構成兵数はこれまで猛威を奮っていた最大50体の大部隊から、20-30体へと引き下げられた。次に、コンスクリプトへの命令は4+でのみ成功し、これに失敗した場合、そのコンスクリプト・ユニットにこのターン中さらなる命令を下すこともできなくなる。

それでもコンスクリプトはいまだ強力であり、ヴァルハラ・アーミーには特に向いている。我々のオススメとしては、彼らを使って敵を足止めし、新しいヴァルハラ専用命令『構わん、撃て!』で白兵戦に入った敵へと射撃するといい。そうすれば敵ユニットの射撃能力を無力化しつつ、こちらはお構いなしに撃ちまくれるというわけだ。

構わん、撃て!:惑星ヴァルハラでは命はこの上なく安い代物であり、ヴァルハラ氷結兵連隊の士官たるもの人命のために勝利を犠牲にするような愚を犯すことはない。

このフェイズの終了時まで、命令を受けたユニットは、味方ユニットの1mv以内にいる敵ユニットに対して射撃を行える。ただしこの射撃のヒットロール結果で1を出した場合、そのヒットロール結果は攻撃対象ユニットの1mv以内にいる味方ユニットへのヒットとして扱われる。該当する味方ユニットが複数存在する場合、射撃を行ったユニット側のプレイヤーが、誤射を受ける味方ユニットを選択できる。敵ユニットの1mv以内にいるユニットに対してこの命令を下すことはできない。

たとえコンスクリプトが全滅したとしても、君には『ええい、次のを連れてこい!』がある。この策略は高ポイントのベテランやコマンドスカッドを復帰させる手段としても使用可能だ。

ええい、次のを連れてこい!
ヴァルハラ用策略
ヴァルハラ諸連隊は膨大な兵力によって敵を飲み込み、終わりなき歩兵突撃によって敵を消耗させる。

自軍側移動フェイズ終了時にこの策略を発動可能。発動した場合、自軍内のヴァルハラ・インファントリー・ユニット(キャラクターおよび策略『分隊併合』を使用したインファントリー・スカッドは除く)のうち、このバトル中に全滅したユニット1個を選択せよ。選択されたユニットを、自軍側初期配置エリアに完全に収まり、かつ戦場の端から6mv以内、さらにあらゆる敵兵から8mvより遠く離れた位置に配置すること。

インファントリーを最前線に運ぶ手段として、ストームロード以上の選択肢なんてあるかい? ガーズマンの丸々1個小隊を収められる兵員輸送スペースを備えたこの戦車こそ、ヴァルハラ連隊の近距離強襲戦術にピッタリだ。さらにストームロードへいかなる大ダメージを与えようとも『悲壮なる決意』によってヴァルカン・メガボルターの威力が衰えることはない。ベインブレイド系車両の『鋼鉄の巨獣』ルールはアップデートされ、移動後にヘヴィウェポンで射撃したとしてもヒットロールにペナルティを受けることはなくなった。

ストームロードに関しては、新たなビークル用策略『轢き潰せ!』との恐るべきコンボも存在する。あらゆるベインブレイド系車両は白兵戦武器としてアダマンチウムの履帯を装備しており、【回】も9ポイント有しているが、その【接】は5+だ。策略『轢き潰せ!』を発動することで、あらゆる白兵戦攻撃は2+で命中するようになり、さらに全力移動後に突撃することも可能になる。この策略を使ってストームロードを素早く移動させ、敵の重要ユニットを粉砕するとともに、次のターンでインファントリーを降車させてから退却し、敵にさらなる猛射撃を浴びせかけるのだ。

轢き潰せ!
アストラ・ミリタルム用策略
たとえ敵が砲塔では狙えないほどの近距離まで迫ったとしても、〈帝国〉の機甲部隊は轟音とともに猛進し、その履帯によって敵を蹂躙するだろう。

自軍側突撃フェイズ開始時にこの策略を発動可能。自軍内のアストラ・ミリタルム・ビークル・ユニットを1個選択せよ。選択されたユニットは、たとえそのターンに全力移動を行っていたとしても突撃が可能であり、さらに続く白兵戦フェイズにおいて、このユニットが行う攻撃は2+でヒットする。

君が冷酷無慈悲な指揮官であるならば、ヴァルハラ・アーミーこそうってつけだと言えるだろう。このコデックスのプレビューも明日で最後となる。明日はアルマゲドン・アーミーをチェックするとともに、惑星アルマゲドンの変容によって彼らの戦い方がいかなる変化を遂げたかを見てみよう。


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