[Hammerhal Herald] #001-#005 まとめ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新聞形式でAoS世界を解説しているHammerhal-Heraldから、今回は#001から#005までをまとめてご紹介。



境界門が渾沌に占拠された?
エーテルの中で遭難するのはもうウンザリ?

エーテル旅行便をお試しあれ!

安全・迅速・手頃な値段
魂が貪られる心配はもうありません!
天空船渠のハグニ船長にお問い合わせください。

払い戻し不可。カラドロン戒律第51条第432項に基づく渡船営業権取得済。

ハグニ貿易商会は空路における実存の喪失について一切の責任を負わないものとします。


魔狩人求む

高給仕事依頼

これを読む勇気のある全ての方へ

私は貴方がたの助けを必要としていますが、しかしどうやって仕事をお願いすれば良いのか途方に暮れています。どうやら私の妻は邪悪なる力によって堕落させられてしまったようです。かつて彼女は笑顔とともに私の服を繕い、夕餉を用意していました。しかし今ではそうした高貴なる労務に憤りを感じているようにさえ見えます。戦闘司祭様が朝早くに夜明けの祈りを大声で唱えているときも、彼女は耳に枕を押し当てている有様です。彼女は「友人」に会うためしばしば家を抜け出していますが、ついに昨日、私は焼け残った手紙を見つけました。その宛名は「私の王子様」でした。この「王子」とやらが〈禍つ神々〉の一柱たる「皇子」であることは間違いありません! 私はこの問題を解決するために魔狩人の助けを必要としています。それが無理なら破邪聖隊のストームキャスト・エターナルでも構いません。どうか事態が定命の者の手に負えなくなる前に、私の妻を救ってください。


指名手配
ヨハン・ストレーン

罪状:最も許されざる悪行、すなわち敵前逃亡!

報酬:エーテルクオート14枚、もしくはそれに相当する現地通貨


探検のための随行員募集

アズィル動物学協会は、協会の次なる探検(〈金属の領域〉シャモンのフィオギストン連峰に生息する動植物相にの包括的調査)に随行せんという能力ある男女を募集している。

探検隊のあらゆる随行員には、帰還時に十分な俸給が支払われる(帰還できた者に限る)。参加申し込みはすべて、クロックワーク宅配便により以下の住所へ送付すること。

定命の諸領域、アズィル、ハイ・シグマーク、アズィル動物学協会
監督官アルニエフ宛

必須技能
調理
登山
動物学
健脚

推奨技能
魔術に対する一定の見識
剣術
ディーモンとの遭遇経験


悩みがある? だったら

シルヴァストラ様に訊いてみよう!

〈カイン神の息女〉が、迷える下等種族の魂を正しく導きます。

Q:親愛なるシルヴァストラ様

私はしがない農夫でして、今回ご相談に伺いました。何年か前、私と善良なる妻のもとを、青く玉虫色に輝くローブを纏った怪しげな人物が訪れました。これは間違いなく変容を司りしティーンチの手の者に違いない思った私は、その男を箒で叩き出しました。ただその男は立ち去り際に私達へ呪いの言葉を吐いたのです。

その呪いによって、私の一人息子は二人に増えてしまいました。見た目こそ瓜二つですが、一人は耳障りの良い嘘しか言わず、もう一人はぞっとするような真実しかクチにしません。

しかしそれは私達夫婦にとってはさほど問題ではありませんでした。どちらも忙しくて長話をする暇もありませんし、どちらも愛する息子には違いありません。それに収穫期には人手はあればあるだけ助かるものです。ですが最近になっって、両方の息子が学校に行きたいといい出しました。ですが我々の蓄えでは一人を学校にやるので精一杯です! 私はどうすればよいでしょうか。

――ヒューゴン・クラフ、農夫

シルヴァストラ様のお返事は以下の通り……

親愛なるヒューゴン、答えは簡単です。二人の息子に短く鋭い短剣のみを持たせ、納屋に一週間閉じ込めなさい。そうすれば問題はひとりでに解決し、より強い方の息子が残るでしょう。もっとも、人間に「強さ」などというものが本当に存在すればの話ですが。

――シルヴァストラ様


スポンサーリンク
広告1
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする