[Warhammer Community]コデックス:ティラニッド概観――シナプス、本能行動、〈歪み〉を侵食する影

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、8版コデックスで変化を遂げるティラニッドの中から、アーミー共通アビリティの変更に関する紹介です。


Posted 30/10/2017

コデックス:ティラニッド概観――シナプス、本能行動、〈歪み〉を侵食する影

ティラニッドの新コデックスは、これまで8版コデックスがリリースされたアーミーの中でももっとも大きな変化を遂げている。7つの集合艦隊が身につけた『適応形質』から、アーミーの能力調整、そして本書が提供する様々な選択肢により、ティラニッドはさらに強力なアーミーとして生まれ変わったのだ。

これらの変化の中核をなすのが、新たな一連のアビリティであり、調整によってさらなる柔軟性を得つつもアーミーの根幹となるコンセプトは揺らいではいない。これを見れば、ティラニッドアーミーがさらなる機動力と、敵サイカーに対する危険さ、そして戦意テストに対する耐久力を獲得したことが分かるだろう。

〈歪み〉を侵食する影
シナプス・クリーチャー個体群から発せられる集合意識体の異様な存在感は、ティラニッドの軍勢と戦う敵サイカーらに対して息詰まるほどのプレッシャーを与え、サイキックパワーの発動を阻害する。

18mv以内にこのアビリティを持つユニットが1個以上存在する場合、敵サイカーが行うサイキックテストの結果は-1の修正を受ける。ティラニッド・サイカーはこのアビリティの影響を受けない。

シナプス
一部のティラニッド個体は、集合意識体の絶対的命令を受容および中継し、周囲の個体群の本能行動をこれらの命令で上書きする。

このアビリティを有する味方〈集合艦隊〉ユニットの12mv以内にいる間、〈集合艦隊〉ユニットは自動的に戦意テストに成功する。

まず手始めに、『〈歪み〉を侵食する影』が18mv以内のあらゆる敵サイカーに効果を及ぼすようになった一方、『シナプス』は同一の集合艦隊に属する12mv以内のあらゆる味方ユニットに効果を及ぼすようになり、いずれも効果範囲が大幅に広がった。

『シナプス』の効果範囲が広がったことで、その範囲内に入ることが簡単になったとともに、本能行動のペナルティもより軽くなるよう変更が加えられた。

本能行動
集合意識体による絶対的統制が失われると、多くのティラニッド個体は協調行動を取れなくなり、単調な本能行動に支配されてしまう。

味方〈集合艦隊〉シナプス・ユニットが24mv以内に1体以上いない限り、このアビリティを持つ〈集合艦隊〉ユニットは、視界が通っている中で最も近い敵ユニットに射撃する場合を除いて射撃時のヒットロール結果に-1の修正を受け、最も近い敵ユニットに突撃する場合を除いて突撃ロール結果に-2の修正を受ける。

まず、本能行動はシナプス・ユニットから24mvより遠く離れている場合にのみ発生するようになった。これによりユニットを移動させる際の柔軟性が増すとともに、1体で構成されるユニット(トライゴンなど)に対するシナプス範囲は実質24mvになったといえる。彼らはどのみち戦意テストを行う必要が無いからね!

次に本能行動はのペナルティはもはや「最も近い敵ユニットに『のみ』射撃や突撃を行える」というようなものではなくなった。その代わり、それ以外の敵ユニットに射撃や突撃を行う場合はペナルティ修正が発生する。これによりゲーム終盤、敵の攻撃によって自軍のシナプス範囲が失われたとしても、アーミーに対するコントロールをほぼ維持することが可能になった。

まとめると、ティラニッドはもはやシナプスに依存しきったアーミーではなくなり、常にアーミー全体が余さずシナプス範囲内に収まっていなければならないということもなくなった。ハルスペックスやマウロックのように、アーミーの主力部隊から離れて行動するモンスター・ユニットは、その行動の自由度が大幅に増すこととなるだろう。

明日は7つの集合艦隊が有する『適応進化』をすべて紹介するとともに、これらが君の軍勢にどのよう無い影響を及ぼすかを見ていこう。


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