GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、シェイドスパイアに登場するウォーバンドの中から、アイアンスカルの野郎どもの紹介です。
シェイドスパイアのウォーバンド:アイアンスカルの野郎ども
アイアンスカルの野郎どもは紛れもなくシェイドスパイア1のオールラウンダーである。彼らは目標物の確保と敵の撃破のどちらも容易に行うことができ、ストームキャスト・エターナルに匹敵する防御能力と、ゲーム中最高のリーダーを有している。
ファイター
5ポイントの生命力を持つグルザッグ・アイアンスカルはシェイドスパイアでもっとも頑強なファイターの1人に数えられ、さらに彼のボスチョッパは弱いファイターであれば一撃で粉々にしてしまう。彼(および残りのファイター)を攻撃することすらすでに危険であり、アイアンジョウはダメージを受けることで奮起状態になるのだ。
4ポイントの生命力を持つボーンカッタはグルザッグに近い頑強さを持ち、危険極まりない攻撃によって防御力に秀でた敵でさえもミンチにしてしまう。なにしろ奮起状態の彼は3ポイントのダメージを叩き出すのだ。
バッシャはかなりの耐久力を持つファイターだが、奮起しなければ攻撃能力は大したものではない。ひとたび分きすると、彼は非常に多彩なファイターになり、敵ファイターを吹き飛ばすことで地の利を得たり、敵の位置取りを妨害することができる。
ハッカもバッシャと似たりよったりだが、彼はクリティカルヒットに『鎧砕き』が付くという特徴がある。それゆえ彼は手傷を負ったファイターにとどめを刺したり、奮起状態のストームキャストを攻撃するのに適している。
プレイスタイル
アイアンスカルの野郎どもは非常に攻撃的なウォーバンドであり、各ファイターの戦闘能力を増強する幅広い策略カードと強化カードを有する。アイアンジョウのファイターの中には平均未満の攻撃能力しか持たないものもいるが、そうしたファイターも幾つかの強化カードを施し、さらに奮起状態になれば容易に弱点を克服できるだろう。
シェイドスパイアにおいて、ファイターが攻撃アクションを行えるのは、そのファイターが突撃アクションを行なっていない場合のみだ。つまり1回のラウンドで1体のファイターが複数の攻撃対象に近づくことは基本的に不可能である。しかしながらアイアンジョウのファイターは、正しくカードを使用することで、敵の間を動き回りながら攻撃することが可能だ。『賢くて強ええ』を使用すれば移動後に攻撃を行えるし、『強くて賢けえ』を使用すれば攻撃後に移動を行える。この2つを組み合わせることでグルザッグの戦闘能力を最大限に引き換えることができるだろう。一方で『最期の悪あがき』や『親分に続け!』を使用すれば各ラウンドに行える攻撃の回数はさらに増加する。
賢くて強ええ
オールクの狡猾なる獰猛さを侮ってはならない。リアクション:味方ファイターの移動アクションが完了した後に発動できる。このファイターは攻撃アクションを行える。突撃アクション中にこのカードを発動することはできない。
強くて賢けえ
オールクの獰猛なる狡猾さを侮ってはならない。リアクション:味方ファイターの攻撃アクションが完了した後に発動できる。プレイヤーはその味方ファイターを3ヘックスまで押し出せる。
アイアンジョウを攻撃的ウォーバンドとして伸ばす策略や強化カードが数多く存在する一方、彼らは防御的なウォーバンドとしても十分に戦える素地がある。4体のファイターがいることから男体化のファイターを目標物の確保に向かわせることが可能であり、高い生命力と、平均以上の防御性能により、彼らを陣地から追い出すことは困難を極める。こうしたプレイスタイルを用いれば、自陣にこもる敵にこちらへの接近を強いることも可能なのだ! 『最後の悪あがき』や『不死身』といったカードにより、アイアンジョウズへの攻撃は非常にリスキーなものとなるだろう。
最期の悪あがき
もしオールクがもう誰も殺そうとしなくなったならば、
そのオールクはようやく本当に死んだということだ。リアクション:攻撃アクションや策略が味方ファイターを戦闘不能にした時、かつそのファイターが戦場から取り除かれる前のタイミングで発動できる。攻撃ダイスをロールし、出目が[ハンマー]あるいは[クリティカル]ならば、そのファイターは攻撃アクションを行う。攻撃対象は先ほどの攻撃側ファイターとすること。
不死身
たとえ影硝子の効果がなくとも、
オールクはまるで不死身であるかのような戦いぶりを見せる。リアクション:攻撃アクションや策略がこのファイターを戦闘不能にした時点で発動できる。防御ダイスをロールし、出目が[盾]あるいは[クリティカル]ならばこのファイターはそのダメージを受けず、戦闘不能となることもない。この効果の発動に成功した場合、この強化カードを破棄すること。
さらに『鉄みてえに硬えぜ』『俺らのが多いぜ』『死んでることに気づかぬマヌケ』のように、防御的プレイに向いた目標カードも揃っている。
鉄みてえに硬えぜ
たとえ分厚い鉄の鎧に身を包んでいなかったとしても、
オールクを倒すのは至難の業だ。第3ラウンドの終了フェイズ時、自軍のファイターが1体も戦闘不能になっていなければ、この目標は達成される。
俺らのが多いぜ
オールクには確かに数学的素養が不足しているが、
それでもどちらの数がより大きいかはすぐに理解することができる。終了フェイズ時、自軍のファイターが対戦相手のファイターよりも多く戦場に残っているならば、この目標は達成される。
[3/4]どの対戦相手の
死んでることに気付かぬマヌケ
「二本足で血を流しているものはなんだ?」
——オールクの謎かけ1回の攻撃アクションによって味方ファイターが3ポイント以上のダメージを受け、かつ戦闘不能とならなかった場合、ただちにこの目標は達成される。
アイアンジョウは高い柔軟性を持つウォーバンドであり、無謀でリスキーなプレイすらも補うだけの頑強さを追い求めるプレイヤーに適している。もうシェイドスパイアをプレイするのが待ちきれないって? コアセットは明日発売だし、アイアンジョウの到来もすぐそこまで迫っているぞ!