[Regimental-Standard] #71 ウルトラマリーンとの共闘

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<帝国>視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回はウルトラマリーン戦団と共闘する上での心構えをご紹介。


The Ultramarines and You

ウルトラマリーンとの共闘

傾注せよ、兵士諸君!

諸君らも知っての通り、ウルトラマリーンこそ〈帝国〉で最も偉大な英雄たちにほかならない。そして諸君は間もなく彼らとともに戦うという栄誉を得るのだ。これもまたウルトラマールへ配備されることのメリットの1つである。諸君がこの栄誉に舞い上がってしまうのも無理はないが、しかし諸君の連隊と〈戦闘者〉との連帯を確かなものとすべく作成されたガイドラインが存在する。これを遵守すれば速やかにコノール星系を解放できることだろう!

1: 忍耐せよ
スペースマリーンの戦法は「可能な限り強力な攻勢を、もっとも必要な箇所に集中して行う」というものであり、よりありふれた任務は諸君が行うこととなる。確かに物資集積場の警備任務は血湧き肉躍る冒険というわけには行かないだろうが*、しかしこうした任務も、荒れ狂うオルク族長を屠ったり、あるいは大逆の従僕どもを一騎討ちで下したりすることと同じく、〈帝国〉の戦争遂行にとって大きな重要性を有しているのである。

2: 我らの装備を信頼せよ(そして彼らの装備をあてにするな)
ラスガンとカウル型ボルトライフルの交換を持ちかけてはならない。たしかにボルトライフルは帝国技術局の総力を結集した芸術品とも言うべき武器であるが、しかし諸君に支給されているラスガンもまた、多くの長所を有する強力な武器であり、例えばラスガンにはフラッシュライトや銃剣など、多くのアタッチメントを装着可能である**。さらに連隊内で最も優秀な射撃能力を証明した兵士は、その射撃の腕でより大火力を扱うべく、特殊火器分隊プラズマ銃手への栄転の道が拓けることだろう***。

3: (多くの)限界を知れ
ウルトラマリーンが用いる戦闘教条の多くは〈戦闘者〉が実行することを前提に編まれており、諸君が真似するべきではない。例えば、重火器を2名以上のチームを組むことなく扱うことは推奨されない——仲間の手助けなしに、どうやって予備弾薬や兵務局標準塹壕キット、そして政治将校殿の荷物や外套を運ぶことができるというのだ****?

4:  かの者ら、恐怖ら知らざる者なり……諸君もだ!
戦闘において、ウルトラマリーンは敵を罠に誘い込むために退却を行うことがある。彼らのこうした戦術には目をみはるものがあるが、しかし諸君は特別な命令があるまで一切の撤退は許可されない。「ウルトラマリーンと同じ戦術であります」などという臆病の言い訳は通用しないのだ。

これらのガイドラインを遵守すれば、コノール星系における大逆者への迅速な勝利は約束されたようなものだ。そして諸君の連隊にはロブート・グィリマン閣下の小型胸像が13個支給されており、これらはガイドラインを最もよく遵守し、かつ生き残った兵士に与えられる予定である*****。

本日の思索:『主人を褒めることが不可能ならば、沈黙せよ!』

*だがそれも過去の話だ。指揮官に申請し、『リップ(RIP)・ラドリー二等兵と兵務局支給装甲コンテナ』の限定第一話を手に入れよう。この50ページの壮大な物語には、断固として動かぬアクションの数々と、巡回ガイドラインへの決然たる服従が描かれている。
** 『ツインリンク』式改良型の存在について言及することは処罰の対象となる。
*** 不平ばかり垂れ流している兵士もプラズマ兵器分隊に配属される。
**** ハーカー砲軍曹がこれを行っていることは例外である。ハーカー軍曹はレイヴェナーを素手で2つに引き裂き、その引き裂いた「半分」で別のレイヴェナーを倒し、そのあと連隊の懸垂コンテストで優勝した男だからだ。
***** これは3000人からなる連隊にとって少なすぎる数であると思われるかもしれないが、戦闘後の残存兵力予想からするとむしろ多すぎるほどだ。


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