[Regimental-Standard] #41 ケイディアは万事OK

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<帝国>視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は惑星ケイディアの安全性をご紹介。


Cadi-A-OK

ケイディアは万事OK

ご機嫌よう、兵士諸君。

本日のニュースはケイディアからだ。惑星ケイディアは今日も完璧に安全であり、そして諸君らは直ちにケイディアへと再配置される。

諸君らの多くが知っているように、要塞惑星ケイディアは<ケイディアの門>の要衝に位置しており、この極めて安定した<歪み>の航路を一部の隙もなく守護している。

さらに惑星ケイディアにはオキュラリス・テリブス、またの名を<恐怖の目>として知られる領域を見張るという役割も与えられている。。この名は領域内に追放されし者たちが<帝国>とケイディアに怯えつつ暮らしていることから付けられたものである。彼奴らが怯えるのも無理はない。我々がひとたびこの領域の破壊を決定したならば、かの者らには為す術なく正義の憤怒が降り注ぐこととなるのだから。

ときに、勇気と無謀さを履き違えた者たちの艦隊が<恐怖の目>から飛び出し、訳も分からぬままケイディアに攻撃を仕掛けることがある。このような者たちが惑星ケイディアの鉄壁の防備を突破したことは現在に至るまで一度たりともなく、もちろんこれからもありえない。

先日我々は、こうした艦隊の1つがケイディアに近づきつつあるという報を得た。所詮はこれまでと同じく堕落した大逆者どもの烏合の衆である。諸君はこれからケイディアへと再配置されることとなるが、それはこの戦役が栄光あるケイディア初連隊とともに戦うまたとない機会であるからであり、決して彼らが増援を必要としているからではない*。

ケイディアに派遣された諸君は、帝国防衛軍が誇る綺羅星の如き司令官、すなわちトロスクゼール上級軍将やパスク大令騎士、あるいは伝説的なる総代卿ウルサルカル・E・クリード閣下を直にこの目に収め、またその戦いを学ぶことができるだろう。さらに諸君らの学びを豊かなものとするべく、1000を超える連隊、いくつかのスペースマリーン戦団、そして10を超える帝国騎士宗家がケイディアへと集結する予定だ。

すなわち、ケイディアは完璧に安全である。諸君らは直ちにかの惑星へと配備されるが、しかしそれは素晴らしいことだ。なぜならケイディアは完璧に安全であり、さらに諸君らは<帝国>の誇る英雄とお近づきになれる機会を得るのだから。

本日の思索:
「ケイディアは屈さぬ! <目>が燃え尽きるその日まで!」
―総代卿クリード**

*ただし諸君らは潜在的な危険を有する軍事的状況に加わるよう要請されることとなる。
**この演説内容はあくまで劇的効果を重視した結果である。ケイディアは完璧に安全だ。


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