[Regimental-Standard] #109 ヴェントリリアン奇人連隊にようこそ!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

〈帝国〉視点で40k世界を解説しているRegimental-Standardから、今回は豪奢さで知られるあの連隊への招待状をご紹介。


Welcome to the Ventrillian Ignobles!

ヴェントリリアン奇人連隊にようこそ!

おめでとう、兵士諸君!

先の戦役における多大な活躍により88%の損耗を被った諸君の連隊は、ヴェントリリアン貴人連隊へと編入されることとなった。ヴェントリリアン諸連隊の豪奢さ*についてはすでに諸君の多くが聞き及んでいることと思うが、しかし心配はいらない。我々の細やかな気配りにより、諸君はそうした物事に気を散らされることなく軍務を全うすることが可能である。諸君が編入されるのはヴェントリリアン奇人連隊、すなわちヴェントリリアン基準の厳格無慈悲な規律と、諸君が慣れ親しんだ野営環境を組み合わせた副次連隊とも言うべき部隊である。これも諸君がホームシックにならないようにという我々の親心なのだ!

複数の歩兵分隊を収容する居心地の良い兵舎テントから、以前の連隊と全く変わらぬコープススターチに至るまで、諸君は第二の家と呼ぶにふさわしい環境で過ごすことができるはずだ。

さらにヴェントリリアン連隊付政治将校団との協議の結果、我々は諸君の連隊統合を支援すべく、ささやかながらいくつかの入隊用物資を用意した。内容は以下の通りだ:

(A): 合成鳥類羽毛装飾1個(“羽飾り”)

(B): ヘルメット上部へのアタッチメント装着用接着剤チューブ(1オンス入り)1個

(C): ヴェントリリアン諸連隊の閲兵式正装基準を満たすための模造黄金紐4本

(D): 模造決闘サーベル1本(観賞用)

(E): 糧食消費用エキスパンションパック完全版:ヴェントリリアン晩餐エディションV2、内容は以下の通り:

– 魚料理用ナイフ
– スープ用スプーン
– ブランデーグラス
– 24インチ四方の絹製ナプキン
– バターナイフ(ラスガン装着用銃剣を兼用)

諸君がこのまたとない僥倖を待ちきれずにいることは承知している。そんな諸君にさらなる素晴らしいニュースだ。ヴェントリリアン貴人連隊は諸君の先の戦役における奮闘に大いに感銘を受け、来たるべき次なる攻勢の第一波に諸君を割り当てることを決めたとのことである。幸運を祈る!

++本日の思索:絶望は惰弱の証なり。++

* すなわち、コープススターチでない糧食、テントでない屋内の兵舎、雑用仕事をこなす従者や下男など。


スポンサーリンク
広告1
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする