GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は先日発表された40k8版から、銀河を覆う巨大な歪みの嵐の紹介です。
新たなるWarhammer 40,000: 大亀裂
ウォーハンマー40,000世界に慣れ親しんだ君たちならば、この新しい銀河図に加えられた大きな変化にすぐ気づいたことだろう。
大亀裂(グレイト・リフト)によって<帝国>の領域は二分されている。この文字通り銀河を引き裂くような事件によって、<帝国>は混乱の極みに至り、そしてあらゆる惑星で新たな戦争が勃発しつつある。この<歪みの嵐>はあまりにも強力かつ大規模であるため、かつて<恐怖の目>などごく限られた宙域のみで見られた時間や物理法則からの逸脱がいまや銀河各地で見られている。一瞬のうちに数世紀の時が流れる惑星がある一方で、ほとんど時間が止まっている惑星も存在している。しかしいまだ多くの惑星では通常通りの時が流れているようだ。
この亀裂の起源については数多くの仮設が存在するが、いまだはっきりとしたことは分かっていない。<ケイディアの門>の突破、総魔長の妖術、網辻内部で生じた崩壊、ダモクレス湾で生じた大規模な流血と戦火などなど、ありとあらゆる出来事がこの亀裂の原因、ないし一員である可能性があるのだ。文化によってこの亀裂の呼び名は様々であり、「紅の道」「破滅の口」「歪みの傷」「ダセディアン」「ゴルクのニヤケ顔」その他無数の異名が存在する。帝国による呼称は「呪われし傷跡(シカトリックス・マレディクタム)」であり、あるいは単純に大亀裂(グレイト・リフト)と呼ばれる。地球から観ると亀裂は空を引き裂く傷跡のように見えるからである。しかし不幸にもその反対側に取り残されてしまったものからは、更に恐ろしい光景が写っているに違いない……。
この巨大な亀裂の発生については『ギャザリング・ストーム』で読んだとおりであるが、新たなウォーハンマー40,000のストーリーにおいて、帝国大令官ロブート・グィリマンは父の帝国の惨状を見てとり、再征服の征戦軍を準備する。それによって彼は、渾沌の軍勢に襲われつつある惑星を救い、あるいは人類の諸惑星が弱体化しつつあるこの状況に漬け込んだ異種族の侵略軍から惑星を解放せんとしているのである。