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Warhammer Quest: Silver Towerをスタッフでやってみよう企画。今回の内容は3ゲーム目のレポートです。
シルバータワー・レポート、パート3
勇敢なる英雄たちが再び銀の塔へと帰ってきた。そろそろ君たちも彼らの魅力に気づいてきたんじゃないかな?
怒りの叫び声を上げながら最初の部屋に突進したパーティ一行は、グロットの一団を難なく片付けた。グロットたちは自分に何がぶつかったのか(剣だ)もわからなかったことだろう。Rikの蛮族戦士は分かれ道のどちらに進むかでパーティの他のメンバーと口論し、最終的には彼の憤怒と癇癪が功を奏した。そうして一行は前に進む。
もはやお約束だが、この選択は間違いだったことが直ちに判明する。パーティはツァーンゴールの群れに遭遇したのだ! 魔法と剣、恐るべき叫びが宙を舞い、まるであらゆる地獄が解き放たれたかのようだった。数多くのダイスロールを経て、最後に立っていたのは英雄たちだった。この戦いで傷を負ったのはRikの蛮族戦士だけだったが、正直言ってこれは因果応報かもしれないね。
この騒乱はゴーントサモナーの注意を引きつけてしまったようだ。彼の神秘的な儀式や不実なる企みはお仲間のツァーンゴールが倒されたことでかき乱されてしまったに違いない。轟音とともに不吉なる光の嵐の中からゴーントサモナーがパーティーの前に現実化する。彼の目的は明らかだ。厚かましき侵入者を粉砕し、その痕跡すらも消し去ってしまうつもりだろう。だが事態は彼の思い通りには進まなかった。
仲間たちにとっては驚くべきことに、Rikはゴーントサモナーにまっすぐ突っ込んでいくのが一番いいと考えたようで、呪詛やしわがれた叫び声を飛ばしながら、手に持つ強大な刃物でゴーントサモナーの首を一振りに撃ち落とそうと試みた。彼はこの賭けをほぼ成し遂げ、6ダメージを与えた! 最後にドゥームシーカーがゴーントサモナーの顔に斧を叩き込んで止めを刺した。一丁上がりだ。
成功に勇気づけられ、アドレナリンと斧で筋肉をさらに膨らませたドゥームシーカーは次なる部屋へとかけて行った。アコライトとブルー・ホラーであふれたこの部屋は初心者にとっては手強い試練となったであろう。しかしルーンの力に助けられたドゥームシーカーは瞬く間に2人のアコライトを倒す。ミストウィーバーの魔力の矢がそれに加わり、エクレルシオール・ウォープリーストが残りを片付けた。
さて、理想としてはこの血みどろの祝祭を終えたあとは休憩を取るべきだ。しかし、ここで一つのちょっとした面白いルールにぶつかる。休憩を試みる時にはダイスを振り、その出目にパーティーが持っているスキルの数を加える。もしそれが9より小さければ休憩成功! しかし、もし仮に、我らが勇敢なる英雄たちがちょうど合計9枚のスキルカードを持っていたとしたらどうだろう。休憩を試みようものなら間違いなく失敗し、直ちに奇襲を受けることとなるのだ。緊張が否応なく高まる。
遭遇表によって2体の恐るべきピンク・ホラーが姿を現す。彼らはただちにSteveのミストウィーバーを攻撃するが、Rikの蛮族戦士が彼らに突進すると、なんと8ダメージを叩きだした。Rikのブチ切れはコントロール不可能なんじゃないかと思うね。最後の部屋に入ると、英雄たちは部屋がグロットで溢れかえっているのを発見した! 撃っちゃ殺りのイタチごっこが始まった。レベルは際限なく上がっていき、48体ものグロットがその人生を終えた。
シルバータワーを何ゲームかこなしていくと、自分のヒーローの活かし方や、活躍の幅をさらに広げるようなスキルを手に入れることができる。それによって臆病であてにならない冒険者が烈火をも打ち払う猛々しい戦士へと育っていく光景はたまらなく魅力的だ。
この素晴らしき英雄たちのさらなる活躍を今後も伝えていくつもりだ、絶対にね。ああいや、とりあえずRikを落ち着かせるほうが先かな。彼は最近ずっとインターネットで剣を見てるんだ……。
Author: Davydd