[Warhammer Community] クラフトワールド方舟考察:ウルスェ

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容は、8版コデックスで変化を遂げるクラフトワールドの中から、方舟ウルスェのルール考察です。


Posted 17/10/2017

クラフトワールド方舟考察:ウルスェ

ウルスェの軍勢は、先見の能力と、厳しい訓練を続ける“黒の守”ブラックガーディアンによって知られている。むき出しの渾沌のエネルギーが渦巻くそばで暮らすことで、彼らの感覚はこの上なく研ぎ澄まされているのだ。新しいコデックス:クラフトワールドにおいて、ウルスェ・アーミーはもっとも高い柔軟性を有しており、その『方舟の気質』はアーミー内のすべてのユニットにボーナスをもたらす。さらにテーマ性の強い強力な策略と、あらゆるアーミーを通じても最強クラスのサイカーを擁しているのだ。

方舟の気質

ウルスェ:呪わしき予知能力
あらゆるアエルダリは鋭いサイキック的感覚を有しているが、ウルスェのアエルダリのそれは群を抜いている。〈恐怖の眼〉に長く近づきすぎた呪いによるものか、彼らの直感はもはや予見の域に達している。

この気質を有する兵が【傷】を1ポイント失うたびにD6をロールせよ。ロール結果が6ならば、その【傷】は失われない。この兵がすでに同様のアビリティを有している場合(ヘムロック・レイスファイターの『魂魄石』アビリティなど)、この兵が【傷】を失った時にどちらのアビリティを使用するか選択できるが、両方のアビリティを同時に使用することはできない。

新コデックスで追加された『方舟の気質』の中でも『呪わしき予知能力』はもっとも高い汎用性を有しており、あらゆるアシュリャーニ・ユニットの耐久性に等しく強力なボーナスをもたらす。脆弱なユニットにとって、この能力で追加される防御能力は【耐】3の貧弱さを補ってくれるだろう。一方で戦車や幽機といったユニットはさらなる頑強さを手に入れ、破壊がより困難になるとともに、天敵である致命的ダメージに対しても柄の対抗手段を得ることになる。

オススメユニット

新クラフトワールド・コデックスにおいて、ガーディアンはアシュリャーニ・アーミーの主力として活躍し続けることだろう。彼らは策略や『方舟の気質』によってボーナスを得たにもかかわらず、ポイントコストは一切上昇していない。統計的に言うならば、たしかに『呪わしき予知能力』は大型ユニットにより有利に働くのは間違いない。だがガーディアンの低いアーマーセーヴ値がこの能力によって大幅に改善するのもまた事実なのだ。ウルスェ・アーミーはさらに名高き〈黒の守〉の優れた規律を表す固有策略にもアクセスできる。

“黒の守”の規律
ウルスェ専用策略
ウルスェの“黒の守”は経験豊かな兵士たちであり、他の方舟の市民兵を遥かに凌ぐ規律と能力を有している。

射撃フェイズ開始時あるいは白兵戦フェイズ開始時にこの策略を発動可能。自軍内のウルスェ・ガーディアン・ユニット1個を選択せよ。このフェイズの終了時まで、このユニットが行うあらゆる攻撃のヒットロール結果は+1の修正を受ける。

新たに改善された『将の道』アビリティを有するアウタルークの近くに配置すれば、ウルスェのガーディアンたちは恐るべき正確さとともに敵の軽歩兵や重歩兵を粉砕していくはずだ。

将の道
アシュリャーニの戦術に精通せしアウタルークは、並ぶ者なき戦略家であると同時に、戦場では周囲の兵を鼓舞する。

この兵の6mv以内にいる味方〈方舟〉ユニットはヒットロールの出目1をすべてリロールできる。。さらにこのアーミーがバトルフォージドであり、なおかつこの兵が自軍のウォーロードであるならば、この兵が戦場にいる間、このプレイヤーが策略によって司令ポイントを1点使用するたびにD6をロールせよ。ロール結果が6だった場合、その司令ポイントは直ちに払い戻される。ユリエルの君の場合、このアビリティの最初の効果はイアンデン・ユニットにのみ適用される。

一方で、もし君が耐久力に不安を抱えているならば、策略『天界の盾』が助けになるだろう。

天界の盾
クラフトワールド専用策略

ガーディアンたちは時に天界の盾と呼ばれる宝物を帯びて戦場に赴く。サイキックによってこのフォースフィールドを起動すれば、緊急時に敵の銃火をそらすことができるのだ。

敵軍側射撃フェイズ時、味方ガーディアン・ユニット1個が攻撃対象として宣言されたタイミングでこの策略を発動可能。発動した場合、この射撃フェイズの終了時まで、このユニットはスペシャルセーヴ値4+を得る。

ポイントコストの大幅な減少と、『宿命のルーンのサイキック体系』の大幅な拡張により、エルドラド・ウルスラーンはウルスェ・アーミーに最適のリーダーとなった(さらにウルスラーンのプラキットもコデックスと同時に予約可能になるぞ!)

どのパワーを習得させるか悩む楽しみを損なってしまうかもしれないが、我々としては『精神侵食』のパワーを推したい。これは敵の危険なキャラクターに対処する新たな手段となるだろう。

精神侵食
このサイカーは敵の精神に危険極まりない直接攻撃を仕掛ける。犠牲者は自らの思考が何者かによって侵食され、忘れ去りたいトラウマが滝のように解き放たれるのを感じるだろう。このような攻撃を受けた犠牲者の精神は容易に崩壊することとなる。

『精神侵食』のワープチャージ値は7である。発動に成功した場合、発動者の18mv以内にいる敵キャラクターを1体選択せよ。次に双方のプレイヤーはD6をロールし、攻撃側は発動者の【気】を、対戦相手側は攻撃対象の【気】を、それぞれロール結果に加えること。対戦相手側の合計値が、攻撃側の合計値以上だった場合、何も怒らない。攻撃側の合計値が上だった場合、攻撃対象の兵は、合計値の差に等しいポイントの致命的ダメージを受ける。

このアビリティを付近のヘムロック・レイスファイター(敵の【気】に-2)や、ウォーロック・ユニットが唱える『恐慌』(敵の【気】に-1)と組み合わせれば、コミッサーやスペースマリーン・エインシェントといった厄介な支援型キャラクターを、致命的ダメージの嵐によって容易に葬り去ることができる。

簡潔にまとめると、ウルスェ・アーミーは柔軟性の高いアーミー編成が可能であり、敵からのダメージを減衰するとともに、驚くほど強烈な反撃を御見舞いすることもできる。明日は不屈なるビエル=タンの戦士たちを見ていくとともに、アヴァター・オヴ・カインを無敵の存在に変える新策略についても紹介しよう……。

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