[Warhammer Community]アデプトゥス・カストーデス概観 – パート4:エリート

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

GW公式ブログを翻訳。 今回の内容はまもなく登場する『コデックス:アデプトゥス・カストーデス』の中から、エリートユニットのルール紹介です。


Posted 18/01/2018

アデプトゥス・カストーデス概観 – パート4:エリート

〈帝国〉の最終防衛線の守護に任ぜられてより一万年の時を経て、皇帝近衛団は地球からついに出撃を果たす。そして新コデックスの登場により、彼らは新ユニット、策略、レリックにその他諸々を得ることとなった。今日のプレビューでは、屈強なるカストーディアン・ワーデンから攻撃的なアラルス・カストーディアンに至るまで、皇帝近衛団のエリート歩兵を見ていこう。


皇帝近衛団の戦士たちはその1人1人が並外れた英雄揃いである。しかし彼らの基準からしても驚くべき偉業を成し遂げ、自らの能力を証明するものもいる。彼ら古参は同胞を訓練によって鍛え上げるとともに、数百年にも及ぶ戦場での経験を経てきており、もっとも高位のスペースマリーンたちよりもさらに数百歳高齢であるとともに、兵法の理論と実践においても深く熟達しているという。

カストーディアン・ワーデンは一見すると、通常のカストーディアンとあまり変わらないように見えるかもしれない。そして実際、彼ら精鋭たちは同胞たちと同様の役割を担っているのだ。ただし彼らには幾つかのボーナスがさらに与えられている。その1つが『果たされるべき誓い』であり、ただでさえ堅牢なこのユニットの耐久力をさらに高める。

果たされるべき誓い:この兵が【傷】を1ポイント失うたびにD6をロールせよ。ロール結果が6だった場合、そのダメージは無効化され、【傷】は失われない。

カストーディアン・ワーデンはキャステラン・アックスも装備でき、この強力な武器はガーディアン・スピアに比べて貫通力こそ劣るものの、装備者の【攻】に+3ものボーナスをもたらすのだ! もし【防】が弱いモンスターやビークルを破壊する手段を探しているなら、この武器が理想的だ。カストーディアン・ワーデンの強化された【回】ならば更なる活躍が期待できるだろう。

一方でアラルス・カストーディアンは無慈悲なるキャラクター殺しである。アラルス型ターミネイター・アーマーに身を包む彼らは【傷】4を持つとともに、戦場へのテレポート能力により速やかに白兵戦へと突入することが可能である。それに加え、『暴君殺し』のルールによって彼らは接敵移動や再編移動時に敵の重要キャラクターにさらに近づくことが可能なのだ。

暴君殺し:このユニット内の各兵が接敵移動および再編移動を行う場合、これらの兵は、最も近い敵キャラクターに対し最大3mvまでの移動を行うことができる(たとえそのキャラクターが最も近い敵兵でなかったとしても)。ただしこれらの移動は常に敵ユニットの1mv以内で終了すること。

このアビリティは策略『逃れ得ぬ報復』と組み合わせることで最大限の効果を発揮する。この策略によりアラルス・カストーディアンは敵キャラクターをガーディアン・スピアやキャステラン・アックス、そしてバリストゥス・グレネードランチャーで狙い撃ちにすることができる。バリストゥス・グレネードランチャーは装甲貫通力に優れた強力な射撃武器である。

逃れ得ぬ報復
アデプトゥス・カストーデス専用策略
アラルス・カストーディアンが標的を捉えたが最後、ただひたすらにこれを討つべく奮戦する。

自軍側射撃フェイズ中、アラルス・カストーディアン・ユニット1個が射撃を宣言したタイミングでこの策略を発動可能。発動した場合、このユニットは最も近い敵兵でないような敵キャラクターを攻撃の対象として選択できる。

しかしアラルス・カストーディアンに使用できる策略の中で最も楽しいものといえば『獅子を放て!』も見逃せない。皇帝近衛団は戦場における自律性においても名高い。スペースマリーンがさながら狼の群れのように戦い、互いに連携しながら敵を倒すのに対し、近衛兵たちはむしろ個々の戦士として戦う傾向にあるのだ。この策略によりアラルス・カストーディアンのユニットを分割することができ、以降バトル終了時まで1人の戦士として振る舞うのである。もし君が特にテーマ的な面白いアーミーを作りたいと思っているなら、このユニットを10人編成で組入、戦場にテレポートさせ、敵の重要キャラクターを暗殺してから、彼らを分割して敵への狩りに向かわせてもいいだろう。

獅子を放て!
アデプトゥス・カストーデス専用策略
アラルス・カストーディアンの部隊が敵軍全体を相手取って激しい戦いを繰り広げる、という物語は数多く存在する。

自軍側移動フェイズ開始時にこの策略を発動可能。戦場に存在する自軍内のアラルス・カストーディアン・ユニットを1個選択せよ。そのユニットはそれぞれ1人の兵を含む複数のユニットへとただちに分割される。

アデプトゥス・カストーデスのアーミーにはヴェクシルス・プラエトールによる新たな支援オプションも加わっている。彼らは近衛団旗の数々を掲げて戦場へと加わる。これらの御旗はただ周囲の兵士を鼓舞するだけでなく、謎めいたテクノロジーによってかの黄金兵団と帝国諸軍の双方を支援するのだ。

ゲーム中において、ヴェクシルス・プラエトールはエリート枠ユニットとして、以下の3種類の御旗の中から1つを装備できる。

帝国の御旗:皇帝近衛団の兵(ビークル除く)のうち、その兵のユニットの6mv以内にこの御旗を装備している味方ヴェクシルス・プラエトールが1体以上存在するような兵は、【回】に+1の修正を受ける。

擁護者の御旗:帝国・インファントリー・ユニットは、この御旗を装備している1体以上の味方ヴェクシルス・プラエトールの9mv以内にユニットが完全に収まっている間、射撃武器に対して有効なスペシャルセーヴ値5+を持つ。

崇高の御旗:皇帝近衛団ユニットのうち、6mv以内にこの御旗を装備している味方ヴェクシルス・プラエトールが1体以上存在するようなユニットに対して射撃フェイズ中に行われた敵の攻撃は、ヒットロール結果に-1の修正を受ける。

もし君が長射程アーミーを編成しようと思っているならば、崇高の御旗は君の近衛兵の耐久性をさらに高めてくれるはずだ。近接戦闘に特化するならば帝国の御旗が最適だろう。最後に擁護者の御旗は〈帝国〉の混成アーミーを作る際に最適な選択であり、周囲の兵に防護をもたらす。インターセッサーの銃列や、帝国防衛軍の重要なインファントリー・ユニットを護るのに用いると良いだろう。

恐らく君の近衛団アーミーにはすでにヴェクシルス・プラエトールが居ることだろうね! カストーディアン・ワーデン、アラルス・カストーディアン、カストーディアン・ガードの各キットにはヴェクシルス・プラエトールやシールドキャプテンを作成するための全てのパーツが含まれている。実際、カストーディアン・ガードのキットはほとんど『スタートコレクティング! アデプトゥス・カストーデス』といってもいいぐらいさ。なにしろ1つのボックスに、パトロールデタッチメントを編成するのに十分な22パワー分もの兵が含まれているからね(訳注:5体のうち、HQ枠になったシールドキャプテン1体、エリートになったヴェクシルス・プラエトール1体、あとは3体編成からになったカストーディアン・ガードで22パワーってことですかね?)。

これらのユニットが加わることでアデプトゥス・カストーデスは柔軟性が増し、近衛近衛団単体で用いる場合も、あるいは〈帝国〉のアーミーに同盟として迎える場合も、さらなる活躍が期待できるだろう。

明日はアデプトゥス・カストーデスの新コデックスに登場する策略の中からとくに興味深いものをピックアップしてお届けしよう。


スポンサーリンク
広告1
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする