[Warhammer Community]コデックス:デスウォッチ概観 – 集中、適応、抹殺

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GW公式ブログを翻訳。 今回の内容はまもなく登場する『コデックス:デスウォッチ』の中から、全体的なアーミー特性の紹介です。


Posted 01/05/2018

コデックス:デスウォッチ概観 – 集中、適応、抹殺

ウォーハンマー40,000の8版において、コデックスはさらに充実を続けている。その中には早期にリリースされたスペースマリーンやケイオススペースマリーンのように戦術と多様性を生き生きと表現したコデックスもあれば、あるいは最近リリースされた『コデックス:デュカーリ』のように、思い切った調整によってコモラフの御しがたき襲撃部隊の有り様を初めて完全に再現したものもあった。『コデックス:デスウォッチ』はこれらとはまた異なるアプローチを取り、小規模精鋭部隊の編成に特化することで、アーミー内のほとんどあらゆるユニットが41千年紀に存在しうるいかなる脅威にも対抗できる力を持つようになっているのだ。

ユニットリストの拡大により、更に多くのユニットが『特殊弾薬』と『特務戦術』を利用できるようになった。これはインファントリー、バイク、ドレッドノートに敵の特化型アーミーに対抗する力を与えるものだ。さらにプライマリス・スペースマリーンの混成ユニットや、目眩がするほど沢山の策略の登場により、デスウォッチのコデックスは既にデスウォッチをコレクションしているプレイヤーから、ウォーハンマー40,000世界の最精鋭アーミーをコレクションしようというプレイヤーまで幅広く役立つことだろう。

『コデックス:デスウォッチ』はプライマリス・スペースマリーンを完全収録し、これによって彼らは初めて『特殊弾薬』ルールにアクセスできるようになった。デスウォッチをコレクションしていない人のために説明すると、このスペシャルルールにより、デスウォッチは自身のボルトウェポンを攻撃対象に応じた能力で射撃できるようになるのだ。例えば耐久力に優れた敵が相手なら毒性のヘルファイア弾を使い、相手が遮蔽物に隠れているならばドラゴンファイア弾であぶり出す、と言った具合である。

オートボルトライフル、ボルトカービン、ストーカーボルトライフル、通常のボルトライフル、そしてアブソルヴァー・ボルトピストルに特殊弾薬が装填可能となったことで、インターセッサーは非常に強力な選択肢となる。例えばクラーケン弾を使えばオートボルトライフルの弱い貫通力を補うことができるだろうし、レイヴァーのヘヴィボルトピストルでヴェンジェンス弾を使えばなんと【貫通】-3となる!

さらに新たな種類の特殊弾薬、テンペスト弾も使用可能となった。その名の通りの策略『テンペスト弾』で使用可能なこの弾薬はビークルの残り僅かな【傷】を削るのに理想的であり、これら頑強な敵へのさらなる対抗手段にもなりうる。少なくともこれによってボルター装備ユニットの汎用性が更に増したことは間違いない。

テンペスト弾
デスウォッチ専用策略
テンペスト弾には小型のプラズマショック発生装置が内蔵されており、弾薬の爆裂とともに強力な電磁波を放射する。

自軍のデスウォッチ・インファントリーの兵が、ビークルに対し、『特殊弾薬』を発射可能な武器で攻撃を行う直前のタイミングでこの策略を発動可能。発動した場合、このフェイズ中、この武器は1個のヒットロールしか行わないが、これがヒットした場合、攻撃対象はD3ポイントの致命的ダメージを受ける。

『特務戦術』アビリティによりデスウォッチは相手によって戦闘スタイルを変化させることが可能となる。バトル開始時、プレイヤーは兵科(トループ、ファストアタック、エリートなり)に対応した『特務戦術』を1個選択する。そして自軍は選択した兵科のユニットに対するダメージロールの出目1をすべてリロールできるのである。『戦団戦術』と同様、『特務戦術』も自軍のすべてのインファントリー、バイク、ドレッドノートに適用される。それゆえここでもユニットリストの拡充は大きなプラスとなることだろう。

よりゲーム的な側面で見ると、これによりデスウォッチは特定の兵科に集中した編成を取る敵アーミーを得意としている。だけどもし敵がよりバランス重視の編成をしてきたら? バトル途中に『特務戦術』を変更する手段は4つあり、これによってデスウォッチは速やかにその戦い方を変えることができる。最初の1つは『適応戦術』だ。

適応戦術
デスウォッチ専用策略
デスウォッチが数多の異種族を討滅し続けられる理由は、なによりも真に柔軟性の高い戦争手法を用いていることにある。

第2自軍側ターン以降の自軍側ターン開始時にこの策略を発動可能。発動した場合、現在の『特務戦術』を別の『特務戦術』に変更できる。自軍のウォーロードがウォッチマスターである場合、この策略の消費CPは1となる。

司令ポイントをたった2点支払うだけで(ウォッチマスターを使っているなら1点になる)、プレイヤーは強力なボーナスを全軍に行き渡らせることができる。望むなら毎ターン『特務戦術』を変更することだって不可能ではないのだ。もし司令ポイントの消費が惜しいというのならば、ウォーロード能力『警戒の権化』や『エクトクレイドの書』を用いれば、何も消費すること無く『特務戦術』を変更もしくは増幅することができる。

警戒の権化
〈帝国〉の重要なる版図を警衛する地位にあるこの将は、敵を退けるための最適な戦術を熟知している。

バトル中1回限り、自軍側ターン開始時に、プレイヤーは自軍の現在の『特務戦術』を別の『特務戦術』に変更してもよい。

エクトクレイドの書
異種族の皮で装丁されたこの書物には、異種族に関してデスウォッチがこれまで暴いてきた真実が収められている。この書物を持つ者は、自身が直面した敵の弱点を突き止めることが可能であり、過去にはそうした知識が書物の守り手だけでなく、惑星全土を守る助けとなったこともある。

各自軍側ターン開始時に『特務戦術』を1個選択せよ。次の自軍側ターン開始時まで、装備者の6mv以内にいる自軍のあらゆるデスウォッチ・ユニットは、攻撃を行う度に「現在有効な『特務戦術』」と「エクトクレイドの書で選択した『特務戦術』」のいずれか好きな方の効果を適用することができる。

『特殊弾薬』と『特務戦術』を組み合わせることでデスウォッチはあらゆる敵と渡り合う能力を手にしている。【耐】の高いモンスターが盛りだくさん? ヘヴィサポート特攻の『特務戦術』とヘルファイア弾を使用しよう。プレーグマリーンのように重装歩兵の大群が相手なら、トループ特攻の『特務戦術』を使い、敵の装甲をヴェンジェンス弾で打ち砕こう。

幅広い策略や、プライマリス・スペースマリーンの混成キルチームを編成できる強力なトループチョイスなど、まだまだ紹介していないことはたくさんある。後者については今週さらに詳しく見ていくよ。待ちきれないなら早速デスウォッチ・ベテランを注文して準備を始めよう。


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